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僕たちの大切な人
第1章 僕たちの大切な人




「大貴(ダイキ)!!起きて!!」

「……んー……あと10分……」

「そんな余裕ないって!遅刻するよ!もう!いい加減自分で起きてよ!」


毎朝の同じ光景。

隣りに住む幼なじみの萌(モエ)が毎朝うちに朝食を作りにきてくれて俺を起こしに来る。
うちは父子家庭なのでかなり助かっていた。
親父の作る朝食は黒い塊だからな…


「大貴、早く起きないと萌ちゃんの作った朝ご飯お父さんが全部食べちゃうぞ?萌ちゃん本当いつも悪いね」

「ううんッ…お料理大好きだから毎朝作れて嬉しいの」

親父にそう言われてノソノソと起きて萌の作った朝食を食べる。
適当に支度をして萌と一緒に学校に行く。


「大貴、ネクタイもっとちゃんと締めないと」

「…これでいいんだよ」


毎日こんな感じで萌はつき合ってるわけではないけど、そばにいて当たり前みたいな存在だった。



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