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DOLL
第2章 お市の場合―戦国の夢―
「あっ!くっ…あっ!」

お市の背中がぐぐっと反り返る。

兄は私の愛液を舌で絡めとり、ぎゅっと固く閉じた菊座に塗り付けた。

「あっ!!お…お兄様?!!そ…そんなところ、なりませぬ!!」

そんな言葉を無視して、兄は固く閉じられた蕾をこじ開けるように、舌をねじ込ませるように入れてきた。

「あっ!あっ!お…お止めになってくださいっ!!」

それどころか、兄はお市の腰に手を回し、前から肉芽の部分を弄りはじめた。

「…んっっ!!あっっ!!」

お市の腰がビクンッと震える。

激しい責めに、お市は桜の木にしがみつくようにして耐えた。


…くぷんっ…


兄は顔を離すと、人差し指を蕾の中に差し入れた。

「…んっ!」

お市の顔が切なく歪む。


人差し指は第一関節まで埋まり、お市の中でうねうねと動きながら、ずずっ…ずずっ…っと奧に進んでいった。


「ひゃ…っ!!あっ…だ…だめっ!!お…おやめくださいっ!!」

「市よ。何がだ?止めてほしいのか?腰が動いておるぞ。」

兄はいつの間にか指を2本に増やし、蕾を開かせるようにグニグニとうごめかせていた。



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