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DOLL
第2章 お市の場合―戦国の夢―
「あっ!くっ…あっっ!!」

お市の身体がビクンッビクンッと動く。
その度に長い黒髪がゆらゆらと揺れた。
艶めく髪が薄明かりに照らされて、艶かしく光る。

兄は指を引き抜くと、お市の尻をぐっと左右に割り、反り立つ陰茎を押し付けた。

「そ…そんなところに?!」

お市は思わず振り返ってしまった。
しかし、兄はそのまま無言でグリグリと押し込んでくる。


ぬぷっ…!ぬぷっ…!!!


十分に解れていたお市の菊座は、兄の陰茎をしっかりと咥え込んでいった。

「安心しろ。こっちも可愛がってやる。」

「えっ?!」

お市が兄の言葉に顔を上げたときには、兄の中指と薬指はお市の割れ目の奧に差し込まれていた。

「動かすぞ。」

兄は私の腰を空いた方の手で支え、大きなストロークで腰を打ち付けて来た。

中指と薬指は激しく中をかき混ぜる。

「あっ!くっ…!!!」

腰が砕けそうになる…。
下腹部が自分の意思とは無関係に、ビクンッビクンッと跳ね上がる。

お市は、歯を食い縛った。

兄は、徐々に動きを早めて行った。
ぐっぐっと腹の方に押し付けるように陰茎を動かす。

「いやぁ!お…お兄さまっ!!!」

お市は悲鳴のような声で鳴いた。

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