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Stand by me
第3章 ひとり
マンションの前のバス停でバスを待つ。
「はーちゃん、106って書いたバスが来たら乗るんよー」
「はい。」
180センチの路永さんと150センチの華。
お父さんと子供みたい。
バスがやってきた。
「前から乗って、ピッとセンサーにカードつけるんよ。
で、降りる時は後ろから降りるん。
その時もセンサーにカードつけるん。
降りたいところの前のバス停過ぎたら、ピンポン押すんよ」
「はい、アナウンスてありますか?」
「あるわけないっちゃろ」
…。
時刻表もなければ、アナウンスもない。
大丈夫かな。
その通学路は楽しかった。
路永さんはずっと30分冗談を言っていた。
私はケラケラ笑った。
初めて、お兄ちゃんが出来た。
そして、私の降りるバス停に着いた。
「じゃぁ、はーちゃん、気をつけてね!行ってらっしゃい!
何があったら電話するんよ?いい?
変な人について行ったらいかんよ?
楽しんできなさい!」
「いってきまーす!」
学校に日本人はいるだろうか…
友達はできるかな?
サボりにサボっていた大学以来の学校。
仕事辞めてまで来たんだから頑張らなくちゃ!
「はーちゃん、106って書いたバスが来たら乗るんよー」
「はい。」
180センチの路永さんと150センチの華。
お父さんと子供みたい。
バスがやってきた。
「前から乗って、ピッとセンサーにカードつけるんよ。
で、降りる時は後ろから降りるん。
その時もセンサーにカードつけるん。
降りたいところの前のバス停過ぎたら、ピンポン押すんよ」
「はい、アナウンスてありますか?」
「あるわけないっちゃろ」
…。
時刻表もなければ、アナウンスもない。
大丈夫かな。
その通学路は楽しかった。
路永さんはずっと30分冗談を言っていた。
私はケラケラ笑った。
初めて、お兄ちゃんが出来た。
そして、私の降りるバス停に着いた。
「じゃぁ、はーちゃん、気をつけてね!行ってらっしゃい!
何があったら電話するんよ?いい?
変な人について行ったらいかんよ?
楽しんできなさい!」
「いってきまーす!」
学校に日本人はいるだろうか…
友達はできるかな?
サボりにサボっていた大学以来の学校。
仕事辞めてまで来たんだから頑張らなくちゃ!