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Stand by me
第9章 勘違い
彼のオフィスに向かった。

小さくも、綺麗なオフィスだった。


壁一面ガラス張りだったけど、ブラインドがかかっていた。


「忘れ物は?」

「うん。ちょっと待っててねー。一本だけメール返していい?」
と言って、彼はデスクに行き、パソコンを立ち上げた。

私は窓に一番近い席に勝手に座った。


「あ、そこヅラの席やで」

ヅラとは、彼が社長のことをこっそり呼んでいるあだ名だ。

私が立ち上がろうとすると、路永さんは私の座る椅子をクルッと窓の方に向け、一気にブラインドをあげた。


するとそこには、一面に宝石が広がるように、
眼下にはバンコクの夜の町の眩い光が敷き詰められていた。

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