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淳子(じゅんこ)
第3章 裸の競演
「じゃあ、背比べする?」
立ち上がった美佳さんに手を引かれ、淳子は素直にソファから立ち上がった。ふたりはどちらが背が高いか冗談で言い合っていた。淳子はもう、この場の雰囲気を十分に楽しんでいた。

「美佳さんより、あたしの方が背が高いですよ」
「それを男たちに、確認してもらいましょ!」
ふたりの楽しそうな雰囲気に、僕はこのシチュエーションを忘れかけていた。僕たちの目の前で、ふたりは背筋を伸ばしていた。

「そこじゃわかんないよ。窓際にいったら?」
吉田さんの言葉でふたりは大きな窓の前に立った。カーテンを開け放した窓から、目の前の高層ビルの明かりが差し込んでいた。ソファに座る僕たちから、ふたりは淫靡なシルエットになっていた。

「淳子さんの方が背が高いな!」
「やったー!美佳さん、ごめんさいね!!」
はしゃいだ淳子はガッツポーズをしていた。その姿に、僕は声を出して笑っていた。

「わたし、背が縮んじゃったかな?」
「もう50だし?」
ソファに戻った美佳さんは吉田さんの隣に座った。そして吉田さんの軽口に、その股間をギュッと握り締めた。

「もう、意地悪!」
そう言うと吉田さんに抱きついた。そしてふたりは、僕らの目の前でキスを始めた。僕の横に座った淳子は、ふたりの姿を見つめていた。

淳子が唾をのみ込む音が聞こえた。そして僕の横で、淳子が身体を固くした。僕はその肩を抱くと胸に引き寄せた。淳子は目を瞑り顔を上げた。僕と淳子も吉田夫妻の目の前でキスを始めた。

「いやン」
僕が胸を触ると淳子は小さな声を漏らした。そして僕の目の前で、吉田さんがバスローブを脱ぎ始めた。しっかりと勃起した性器を露わにして、美佳さんも脱がし始めた。ナイトガウンの下に美佳さんは何も着けていなかった。手の届くところで、ふたりは全裸で絡み始めた。

僕はまだ迷っていた。しかし次の瞬間、美佳さんと目があった。背中を向けた吉田さんが、美佳さんのおっぱいを愛撫していた。そして愛撫は徐々に下半身に移っていた。その間、美佳さんは僕の顔を見つめていた。
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