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淳子(じゅんこ)
第3章 裸の競演
思わず僕は視線を逸らした。そして目を瞑ったままの、淳子のガウンに手を伸ばした。紐を解き、重ねてある前を開いた。淳子もまた、何も着けていなかった。淳子を裸にすると、僕もバスローブを脱いだ。二組のカップルが、同じリビングで絡み合った。

「あなた…ベッド、行きましょ」
キスやペッティングの音と吐息が響くリビングで、美佳さんの囁きが聞こえた。その時、淳子は僕を口で愛撫していた。淳子はその裸体を小さく丸め、ふたりの視線から大事なところを隠していた。

美佳さんの囁きに吉田さんが動いた。僕は淳子の愛撫を受けながら、ふたりを見ていた。吉田さん夫妻は、僕たちを見ながら寝室に消えていった。そして真っ暗な寝室が、パッと明るくなった。その光は、扉のないリビングの僕たちも照らしていた。ふかふかのカーペットに座りこむ、淳子の白い背中が浮かび上がった。それでも淳子は、一身にフェラチオを続けていた。ソファに座る僕は淳子の胸に手を伸ばした。

「…ねえ」
口を離した淳子が、鼻にかかった声を出した。ふと寝室をみると、吉田夫妻はシックスナインの姿になっていた。ベッドの上で仰向けになる吉田さんに、美佳さんが膝を立て覆い被さっていた。吉田さんを咥えた美佳さんが、頭を上下しながら僕たちを見た。僕は視線をそらすと淳子を抱え、もう一つの寝室に向かった。

「あんっ、できちゃうよ」
ベッドに淳子を寝かせ、脚を開いた。そしてそのまま、淳子に挿入した。言葉と裏腹に、淳子は十分に濡れていた。

隣の寝室からベッドのきしむ音と、女性の喘ぎ声が聞こえてきた。僕はその声に興奮し、腰を強く動かした。そして美佳さんに合わせるように、淳子が喘ぎ声を出し始めた。いつもよりずっと早く、僕たちは絶頂を迎えていた。

「あっイクっ、イッちゃう!」
声を抑えていた淳子が、我慢できず大きく口を開いた。そして競うように、隣室からも大きな喘ぎ声が聞こえていた。その声に僕も我慢できなくなった。

「淳子、イキそう!出していい?」
「あっ、ダメっ!できちゃうっ…あっ、あたしもっ、イクっ!」
僕の下で淳子が喘ぎ、強く腰を打ち付けていた。僕も淳子の身体を抱きしめ、腰を動かし続けた。

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