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淳子(じゅんこ)
第3章 裸の競演
「…美佳」
吉田さんの言葉に美佳さんが立ち上がり、僕の顔を見た。そしてベビードールを脱いで淳子の隣に立った。全裸の美佳さんと淳子が、並んで僕たちに向かい合った。

「淳子さん、顔を上げてね…そしてポーズ!」
美佳さんに促され、俯き加減の淳子が僕たちを見た。その顔は羞恥とともに好奇心も溢れていた。淳子は妖しく笑うと、その薄い腰を突き出した。小さくまとまった陰毛が、濡れたように黒く光っていた。

吉田さんと僕は、ポーズを取るふたりを眺めていた。ふと目に入った吉田さんのあそこは、長くて太い。僕もそれなりに一人前と思っていたが、とても比較にならない。敗北感を感じながら、僕は淳子を見つめていた。これから起きることを考えると、僕は大きな興奮とすこしの後悔を感じていた。

「ブラボー!淳子さん!」
吉田さんの声に、淳子がまたはにかんだ。そしてモデルのように、クルッと全身を一回転すると美佳さんを見た。その顔は酔っているような、妖しい笑みを浮かべていた。美佳さんも笑顔で応えると、ふたりは軽く抱き合った。そして美佳さんが唇を近づけた。唇が重なると、淳子は小さく声を漏らした。

「んふう、あんっ」
力が抜けたように、淳子が美佳さんに身体を預けた。それを見て吉田さんが腰をあげた。僕より背が低い吉田さんは、小太りではあるが筋肉質な身体をしていた。エネルギッシュな仕事ぶりと同じく、その裸体はバイタリティに溢れていた。すっかり上を向いたあそこを見せつけながら、ふたりに近づいた。そして僕に振り向くと、無言で視線を合わせた。僕はもう、頷くしかなかった。

美佳さんから淳子を受け取ると、そのスリムな身体を吉田さんがヒョイッと抱え上げた。美佳さんにキスして何か囁くと、淳子をツインの寝室に連れ込んだ。淳子は寝室に消える一瞬、僕を見た。そして寝室からベッドが弾む音が聞こえた。

少しの間、寝室から物音が聞こえなくなった。そして小さく、唇が重なる音が聞こえ始めた。淳子が吉田さんとセックスを始めていた。
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