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淳子(じゅんこ)
第4章 夫の前で…

10分程すると部屋のチャイムが鳴った。吉田さんを制して僕がエントランスに向かった。そしてドアを開けると、若いボーイがふたり立っていた。その傍らに食事を乗せた、大きなワゴンがあった。
挨拶の後、ふたりがリビングに入った。テキパキと昨夜の名残を片付けると、テーブルに白いクロスを掛けた。たくさんのグラスと食器が並び、コーヒーと紅茶、パン籠とフレッシュジュースのボトルがセットされた。そして最後に、冷やされたシャンパンがテーブルの脇に置かれた。
その間に、美佳さんと淳子がリビングに戻って来た。淳子は昨夜と同じ目元と唇を強調した、華やかなメイクに直していた。美佳さんも同じメイクをして本当に姉妹に見えた。
「乾杯!」
朝食はシャンパンから始まった。僕は人生でめったにない贅沢と、淫靡な世界に酔っていた。淳子もシャンパンを飲み干し、桜色のチーク以上にその頬を染めていた。
「おいしい、このシャンパン」
「淳子さん、夕べも言ってたよ」
「そうでした?でも、本当においしいです!」
向い合せに座った吉田さんと淳子がグラスを交わしていた。その姿を僕は複雑な気持ちで眺めていた。
「佐藤さん!ここのパン、おいしいでしょ?」
僕を慰めるように美佳さんが目を合わせた。僕は頷いて美佳さんの顔を見た。ふと視線を下げると、美佳さんのガウンの胸元から白く透き通る乳房が覗いていた。
「やだ、佐藤さん。どこ見てるの?」
視線に気が付き美香さんが妖艶に笑った。僕はまた、股間が疼くのを感じた。
「確かにパン、おいしい」
淳子が僕と美佳さんの会話に入って来た。淳子もまた、悪戯な微笑みを浮かべていた。
「パン、うまいでしょう。淳子さん、もうひとつどう?」
今度は吉田さんも会話に加わると、パン籠を勧めた。淳子は遠慮なく手を伸ばすと、小さく割って口に運んだ。
「淳子さん、いい食べっぷりだね!」
吉田さんの言葉に、朝食を食べ終えた淳子が満足そうに微笑んだ。テーブルには空いた皿とコーヒーとオレンジジュース、そしてシャンパンが並んでいた。淳子はまだ、吉田さんとシャンパンを飲んでいた。
挨拶の後、ふたりがリビングに入った。テキパキと昨夜の名残を片付けると、テーブルに白いクロスを掛けた。たくさんのグラスと食器が並び、コーヒーと紅茶、パン籠とフレッシュジュースのボトルがセットされた。そして最後に、冷やされたシャンパンがテーブルの脇に置かれた。
その間に、美佳さんと淳子がリビングに戻って来た。淳子は昨夜と同じ目元と唇を強調した、華やかなメイクに直していた。美佳さんも同じメイクをして本当に姉妹に見えた。
「乾杯!」
朝食はシャンパンから始まった。僕は人生でめったにない贅沢と、淫靡な世界に酔っていた。淳子もシャンパンを飲み干し、桜色のチーク以上にその頬を染めていた。
「おいしい、このシャンパン」
「淳子さん、夕べも言ってたよ」
「そうでした?でも、本当においしいです!」
向い合せに座った吉田さんと淳子がグラスを交わしていた。その姿を僕は複雑な気持ちで眺めていた。
「佐藤さん!ここのパン、おいしいでしょ?」
僕を慰めるように美佳さんが目を合わせた。僕は頷いて美佳さんの顔を見た。ふと視線を下げると、美佳さんのガウンの胸元から白く透き通る乳房が覗いていた。
「やだ、佐藤さん。どこ見てるの?」
視線に気が付き美香さんが妖艶に笑った。僕はまた、股間が疼くのを感じた。
「確かにパン、おいしい」
淳子が僕と美佳さんの会話に入って来た。淳子もまた、悪戯な微笑みを浮かべていた。
「パン、うまいでしょう。淳子さん、もうひとつどう?」
今度は吉田さんも会話に加わると、パン籠を勧めた。淳子は遠慮なく手を伸ばすと、小さく割って口に運んだ。
「淳子さん、いい食べっぷりだね!」
吉田さんの言葉に、朝食を食べ終えた淳子が満足そうに微笑んだ。テーブルには空いた皿とコーヒーとオレンジジュース、そしてシャンパンが並んでいた。淳子はまだ、吉田さんとシャンパンを飲んでいた。

