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プリンスの誘惑
第3章 ~腹黒王子~ (前編)

「また……会えましたね」

「えっ?」

「お忘れですか? 先日、王都でワタシを助けてくださったことを」

 ……覚えてくださってたの……?

 シェードさまは、膝に置いたわたしの手を握り締める。

「……まさかロキの妹君とは、ワタシはあなたの兄に感謝しなければ」

 シェードさまは手の甲に口づけをする。
 程よい冷たい空気の中、柔らかな暖かみを感じる。


「あ……覚えて……」

「勿論です、忘れるわけがありません。もう一度お会いしたかった……アザレア」

 シェードさまが……わたしの名を……
 あぁ、もう。気を失いそうだわ。

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