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プリンスの誘惑
第4章 ~腹黒王子~ (後編)

「いい声……アザレア。もっと訊かせてください」
「シェードさまっ、まっ、待って下さい」
シェードさまは手首を掴んだまま、ドレスを捲くりあげた。そして、太ももに手を這わせる。
「シェードさま……な、何を」
「ここも、ほぐして差し上げます」
「や、やめて……下さいっ」
流石にわたしもこれは情事だと気づいた。
気づいた時には、既に遅く……シェードさまの指がわたしも知らぬその場所を這う。
カラダはシェードさまに拘束されていて、身動きが取れない。
わたしはだまされたの!?

