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プリンスの誘惑
第4章 ~腹黒王子~ (後編)

くちっ、くちゅ、とシェードさまが指を動かすたび音がする。
「聞こえますか? ここがワタシを受け入れようと濡れていますね」
「……いや、そんなの……知りません」
「先程まであんなに素直だったのに……アザレア、気持ちいいと仰って下さい」
「や、気持ち……よく、なんか」
くちゅくちゅと、水音がどんどん大きくなる。
そこがとめどなく何が溢れてる、でもそんなの知らない……し、わからない。
「ないと……では、ここは?」
「あっ、な、なに……っ」
急にカラダに電流が走る。
ビリリと、足先まで痺れる……じっとしていられない。
「あ、っあぁ、だめ、ですぅ……あぁ」
「そんなに甘い声をだされて……だめとは、ゾクゾクしますね」
「シェード……さまっ、んぅ、あぁ」

