この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ハッテンlife
第8章 真剣交際宣言編
朝のあの緊張と覚悟は一体なんだったのー?
駆け落ちなんて盛り上がっちゃったけど。
拍子抜けしちゃったよ。
父さんはずーっとにこにこ笑って、古橋さんのことを見ていて。
よかったー…。これで、俺と古橋さんは親公認のカップルだね。
まるでフィアンセじゃん。
「悠真」
妄想でにやけている俺に、父さんが改まって呼びかけた。
急に表情から笑みを消した。
真剣な眼差しで父さんが俺に伝える。
「古橋は大事な俺の部下だから。幸薄いんだ、こいつ。だから…お前がたくさん幸せにしてあげなさい」
古橋さんがビクッと身体を震わせる。
父さん、いつもにこにこ笑ってばかりだから。
真面目な顔で俺に話すことってあんまりなくて。
「うん。任せて。俺が古橋さんを幸せにする。世界一、幸せにする」
こんな真摯な気持ちで何かを決意するって、生まれて初めて。
初体験、また増えちゃった。
初めてのハッテン場で、初めてのエッチ、キス。初めての恋人。初めて将来を誓って、幸せにすると決めた人。
「課長…それ、普通俺が言う台詞ですよね?なんで高校生の悠真がそんなこと…」
完全にお株を奪われてしまった古橋さんは、ひたすら恐縮して苦笑いを浮かべていた。
駆け落ちなんて盛り上がっちゃったけど。
拍子抜けしちゃったよ。
父さんはずーっとにこにこ笑って、古橋さんのことを見ていて。
よかったー…。これで、俺と古橋さんは親公認のカップルだね。
まるでフィアンセじゃん。
「悠真」
妄想でにやけている俺に、父さんが改まって呼びかけた。
急に表情から笑みを消した。
真剣な眼差しで父さんが俺に伝える。
「古橋は大事な俺の部下だから。幸薄いんだ、こいつ。だから…お前がたくさん幸せにしてあげなさい」
古橋さんがビクッと身体を震わせる。
父さん、いつもにこにこ笑ってばかりだから。
真面目な顔で俺に話すことってあんまりなくて。
「うん。任せて。俺が古橋さんを幸せにする。世界一、幸せにする」
こんな真摯な気持ちで何かを決意するって、生まれて初めて。
初体験、また増えちゃった。
初めてのハッテン場で、初めてのエッチ、キス。初めての恋人。初めて将来を誓って、幸せにすると決めた人。
「課長…それ、普通俺が言う台詞ですよね?なんで高校生の悠真がそんなこと…」
完全にお株を奪われてしまった古橋さんは、ひたすら恐縮して苦笑いを浮かべていた。