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ハッテンlife
第8章 真剣交際宣言編
「父さん、なんで?」
「ん?なにが?」

噛みあわない。なんで父さん知ってたの!?

「父さん、なんで俺と古橋さんが付き合ってるって思ったの?それになんで俺が男の人好きって…」

いつからホモバレしてたんだ?恥ずかしいじゃんそれ。

「だって、悠真全然隠してないじゃないか、ゲイ雑誌。しかも好みのタイプのモデルのところに、ご丁寧にフセンまで付けちゃってさ」

ゲイ雑誌…。あー…俺、結構だらしないから部屋散らかってるんだっけ。

汚さピークの時、もしかして雑誌も散乱してたかも。
フセンは…貼ってる。何度も見かえせるように。

「その好みのモデル、古橋とタイプ被るよね。顔つきとか体格とかさ。それでこないだの朝帰りのお前らの雰囲気。気付くなって言う方が無理だって。露骨に怪しかったし、会社でも古橋はなんか言いたいことあるような素振りで俺のことちらちら見てるし」

頭から湯気出ちゃうよ。穴があったら入りたい―…。
でも俺以上に古橋さんは顔真っ赤だ。

「こないだ飲みに誘った時も、悠真の名前出した途端に古橋すごく動揺してたし。元気ないって言ったらそわそわあわあわしだすし。まるで中学生の恋みてるみたいで、もう微笑ましくて面白くて。ついつい飲みすぎちゃったよー。ふふ」

それで、古橋さん家まで来てくれたんだ。
なのに俺。脅すようなこと言っちゃって。ほんと俺、駄目だなぁ…。

「課長…、あの…悠真くんと俺のこと…許してもらえるんですか?」

古橋さん、涙目じゃん。
大人っぽくて男前アニキな古橋さんが、こんな子供のような目をするなんて。

「許すもなにも、あげるって」
「そんな…出張のお土産渡す時と同じ口調で言わないでくださいよ」



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