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ハッテンlife
第5章 童貞喪失編
「あーあ。眼鏡逝っちゃった」
大して惜しくもなさそうに呟くその人物。
さっきまで姫野がいたその場所にいたのは――。
これは、あれですよね。
キャラの無駄遣いってヤツですよね。
だって、これはハッテン場のお話であって、学園物じゃありません。
一応、学校は登場するものの…ここは県立の高校なんです。なんの変哲もない、ふつーの学校なんです。
「別にいいか、眼鏡なんて。あーでも、この顔そんなに安くないからね?でも今日の実験だとこっちの方が都合いいかな、二宮くん的に」
その人物は俺をまっすぐ見て、にっこりと微笑んだ。
アーモンド形の瞳が輝いている。ふわふわしたブロンドの髪も輝いている。
映画の世界から出てきたみたい。
そいつの周りだけ、きらきらしてる。まばゆい黄金の輝きで包まれているような錯覚。
その光を直接喰らってしまった俺は軽く眩暈が…。
「あ、どうせならこれも取っちゃお」
俯くとごそごそとなにかやっている。そして顔を上げると、アーモンド形の瞳の色が、ブラウンから深いブルーに変わりました。
あ…カラコン入れてたのね。そんで、今それを取ったのね。
あはははは……お約束っスね。
ブロンド睫毛がバッサバサだね。すげーね。
「姫野、今からでも遅くないから。全寮制の学校受験してこいよ」
そうだね。それがいい。
うん。それがいい。
大して惜しくもなさそうに呟くその人物。
さっきまで姫野がいたその場所にいたのは――。
これは、あれですよね。
キャラの無駄遣いってヤツですよね。
だって、これはハッテン場のお話であって、学園物じゃありません。
一応、学校は登場するものの…ここは県立の高校なんです。なんの変哲もない、ふつーの学校なんです。
「別にいいか、眼鏡なんて。あーでも、この顔そんなに安くないからね?でも今日の実験だとこっちの方が都合いいかな、二宮くん的に」
その人物は俺をまっすぐ見て、にっこりと微笑んだ。
アーモンド形の瞳が輝いている。ふわふわしたブロンドの髪も輝いている。
映画の世界から出てきたみたい。
そいつの周りだけ、きらきらしてる。まばゆい黄金の輝きで包まれているような錯覚。
その光を直接喰らってしまった俺は軽く眩暈が…。
「あ、どうせならこれも取っちゃお」
俯くとごそごそとなにかやっている。そして顔を上げると、アーモンド形の瞳の色が、ブラウンから深いブルーに変わりました。
あ…カラコン入れてたのね。そんで、今それを取ったのね。
あはははは……お約束っスね。
ブロンド睫毛がバッサバサだね。すげーね。
「姫野、今からでも遅くないから。全寮制の学校受験してこいよ」
そうだね。それがいい。
うん。それがいい。