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ハッテンlife
第5章 童貞喪失編

「…車両変えるってくらいしか思いつかないよなー…」
自然と並んで歩く形になってしまった。
姫野はふふふ、と笑う。なにが可笑しいのやら。
「ねぇ、僕が代わりに犯されてあげようか」
いきなりとんでもないことを言いましたね。
さっきの俺のセックスが、あまりにもの足りなかったらしい。小さいし早いし。
でも、考えてみれば…俺、こいつに「男」にしてもらったんだなー。全然望んでませんけど。
だったら…こいつだけは巻き添えにしちゃだめだろ。うん。
「やめときなよ。腹ぷよぷよだし、ねっとりしてるし、口臭いから」
手を伸ばしてふわふわした頭をくしゃくしゃとなでた。
可愛いじゃないか、こいつ。
エロ動画で俺を破滅させるであろうこいつのことが、今はなぜか可愛いと思えてしまう。タチったからかなぁ。
「僕が傍にいれば、君みたいな平凡はすぐに空気になっちゃうよ。きっと痴漢も…」
「だから、やめとけって」
お前、俺のために言ってんじゃねーよな。ただ単にヤりたいだけだよな。
でも姫野の初めての男として思うのは、あんなぷよぷよにヤらせたくない。
「ヤるなら、狂楽の湯に行けば?ガチムチいっぱいいるし」
こいつが男湯入ってるのって、ある意味犯罪的な香りがするけれど。
ぷよぷよよりかはマシだろ。
「二宮くん、僕はね。あの狂楽の湯でものすごい衝撃を受けたんだ。君のあの恍惚とした姿…。人生変わったよ。あぁ…ガチムチに憧れててもいいんだーって。こんな幸せもありなのかなって…そう思ったんだ」
姫野。
姫野は俺と、同じだったんだね。
ガチムチが好きで、でもそれがおかしいんじゃないか、なんてひそかに悩んでたりしたのかな。
「僕はただ…君に憧れていたんだ。さっき自信過剰って言っちゃったけど……ある意味、君のこと…特別に……好き……なのかも、ね」
その言葉は姫野らしからぬ、なんだか泣きたくなるような切なさを滲ませていた。
言葉の奥にあるものは、きっと俺と同じ。
叶わない、恋心。
自然と並んで歩く形になってしまった。
姫野はふふふ、と笑う。なにが可笑しいのやら。
「ねぇ、僕が代わりに犯されてあげようか」
いきなりとんでもないことを言いましたね。
さっきの俺のセックスが、あまりにもの足りなかったらしい。小さいし早いし。
でも、考えてみれば…俺、こいつに「男」にしてもらったんだなー。全然望んでませんけど。
だったら…こいつだけは巻き添えにしちゃだめだろ。うん。
「やめときなよ。腹ぷよぷよだし、ねっとりしてるし、口臭いから」
手を伸ばしてふわふわした頭をくしゃくしゃとなでた。
可愛いじゃないか、こいつ。
エロ動画で俺を破滅させるであろうこいつのことが、今はなぜか可愛いと思えてしまう。タチったからかなぁ。
「僕が傍にいれば、君みたいな平凡はすぐに空気になっちゃうよ。きっと痴漢も…」
「だから、やめとけって」
お前、俺のために言ってんじゃねーよな。ただ単にヤりたいだけだよな。
でも姫野の初めての男として思うのは、あんなぷよぷよにヤらせたくない。
「ヤるなら、狂楽の湯に行けば?ガチムチいっぱいいるし」
こいつが男湯入ってるのって、ある意味犯罪的な香りがするけれど。
ぷよぷよよりかはマシだろ。
「二宮くん、僕はね。あの狂楽の湯でものすごい衝撃を受けたんだ。君のあの恍惚とした姿…。人生変わったよ。あぁ…ガチムチに憧れててもいいんだーって。こんな幸せもありなのかなって…そう思ったんだ」
姫野。
姫野は俺と、同じだったんだね。
ガチムチが好きで、でもそれがおかしいんじゃないか、なんてひそかに悩んでたりしたのかな。
「僕はただ…君に憧れていたんだ。さっき自信過剰って言っちゃったけど……ある意味、君のこと…特別に……好き……なのかも、ね」
その言葉は姫野らしからぬ、なんだか泣きたくなるような切なさを滲ませていた。
言葉の奥にあるものは、きっと俺と同じ。
叶わない、恋心。

