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ハッテンlife
第7章 いちゃいちゃ編
目が覚めた時、俺は裸で温かな湯気に包まれていた。
臭いトイレじゃなくて、甘い香りがするバスタブの中。後ろから抱きかかえられて浸かってる。
バスタブはうちよりも狭くて、後ろの人とめっちゃ密着してる。
抱き抱えている腕は、太くて逞しくて、ムチムチしている。
お湯が気持ちいいー…。
「悠真、気がついたのか?」
濡れた手で頭を撫でられた。
振りかえると、古橋さんが温かい眼差しでまっすぐに俺を見つめていた。
「狭い風呂で悪かったな。お前の家はもっと広いだろ」
「うーん。でもくっつけるから、こっちの方が好き」
後ろにある古橋さんのアレが硬くなるのがわかる。密着してるから、モロにわかる。
そういえば、古橋さん。
「ネット見て、俺のこと買いに来たの?」
もしそうなら、幻滅しちゃうな。
古橋さんなら相手に困ってないのに、デブ達と同じようなことするなんて。
「ネット見て来たってのは正解だけど、目的が違う。ハッテン場にいた仲間から聞いたんだよ。そしたら、あの駅のトイレに連れて行かれる高校生がいるって。お前じゃねーかってさ。それで、あのネットの書き込みだろ?そりゃ行くだろ」
「それは…」
その目的って。
それは…。
「聞かなくてもわかるだろ。お前をたった千円で買うためじゃない。助けるためだ」
臭いトイレじゃなくて、甘い香りがするバスタブの中。後ろから抱きかかえられて浸かってる。
バスタブはうちよりも狭くて、後ろの人とめっちゃ密着してる。
抱き抱えている腕は、太くて逞しくて、ムチムチしている。
お湯が気持ちいいー…。
「悠真、気がついたのか?」
濡れた手で頭を撫でられた。
振りかえると、古橋さんが温かい眼差しでまっすぐに俺を見つめていた。
「狭い風呂で悪かったな。お前の家はもっと広いだろ」
「うーん。でもくっつけるから、こっちの方が好き」
後ろにある古橋さんのアレが硬くなるのがわかる。密着してるから、モロにわかる。
そういえば、古橋さん。
「ネット見て、俺のこと買いに来たの?」
もしそうなら、幻滅しちゃうな。
古橋さんなら相手に困ってないのに、デブ達と同じようなことするなんて。
「ネット見て来たってのは正解だけど、目的が違う。ハッテン場にいた仲間から聞いたんだよ。そしたら、あの駅のトイレに連れて行かれる高校生がいるって。お前じゃねーかってさ。それで、あのネットの書き込みだろ?そりゃ行くだろ」
「それは…」
その目的って。
それは…。
「聞かなくてもわかるだろ。お前をたった千円で買うためじゃない。助けるためだ」