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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第11章 一線
「……っん…うっさいな……」
けたたましく鳴るインターフォンの音に私は目を覚ました。
【宅配便ならボックスに入れといてよ……】
寝室の扉に背を向けてもインターフォンはまた鳴る。
しつこい…と思った瞬間我に返った。
【…陽翔っ……】
と思っても飛び起きるわけでもない。
身体のだるさは取れていた。
それでも寝起きの身体はやはりちょっと重い。
【はいはい…わかったから……】
気だるそうに寝室から出て玄関のオートロックを解除して…
「503号室、一番奥だから……」
そう呟いて、ソファに脱ぎっぱなしの服をランドリーボックスに放り込む為脱衣室へと向かった。
ピンポーン…
【早いな……】
私は玄関ドアのロックを解除してドアを押し開ける。
ひょこっと陽翔が顔を出した。
「どぞ……」
陽翔が入ってくるなりちょっとがっかりな顔をした。
「お邪魔します……」
叔母はだるそうな感じで僕を招き入れた。
叔母はどんな顔で、どんな服装で僕を迎えてくれるんだろう。
もしかしたら、玄関入ってすぐにキスでもしてくれるかもしれない。
そう思っていた幻想は脆くも崩れ去った。
「寝てたの?…」
「昨日…友達と飲んでてさ……こんなに寝るつもりはなかったんだけど…ごめん…二度寝してた……スリッパ適当に使って……」
叔母は大きめのTシャツしか着てないように見えた。
前を歩く叔母がリビングに入ると陽射しに透けて下着を着けていることは解った。
髪も乱れている。
【僕が来ること楽しみじゃなかったの?…】
「陽翔…冷蔵庫に飲み物適当にあるから飲んでゆっくりしてて……テレビつけてもいいよ……私、シャワー浴びてくるから……」
「…う、うん…」
そう言って私は脱衣室に消えていった。
【期待してたんだろうな…ちょっと可哀想なことしたかな……】
シャワーを浴びながらそんなことを思っていた。
冷蔵庫にはあまり食材は入っていなかった。
ビールとカクテル…他にもお酒と、ミネラルウォーター。
ペットボトルの烏龍茶と缶のコーラは僕の為に用意してくれたのかもしれない。
僕はコーラを取り出してリビングダイニングを見渡していた。
如何にも女の子女の子した部屋ではなかった。
むしろやっぱりといった印象だった。
全体的にダークブラウン、アジアンテイストっていうのかな…なんて思っていた。
けたたましく鳴るインターフォンの音に私は目を覚ました。
【宅配便ならボックスに入れといてよ……】
寝室の扉に背を向けてもインターフォンはまた鳴る。
しつこい…と思った瞬間我に返った。
【…陽翔っ……】
と思っても飛び起きるわけでもない。
身体のだるさは取れていた。
それでも寝起きの身体はやはりちょっと重い。
【はいはい…わかったから……】
気だるそうに寝室から出て玄関のオートロックを解除して…
「503号室、一番奥だから……」
そう呟いて、ソファに脱ぎっぱなしの服をランドリーボックスに放り込む為脱衣室へと向かった。
ピンポーン…
【早いな……】
私は玄関ドアのロックを解除してドアを押し開ける。
ひょこっと陽翔が顔を出した。
「どぞ……」
陽翔が入ってくるなりちょっとがっかりな顔をした。
「お邪魔します……」
叔母はだるそうな感じで僕を招き入れた。
叔母はどんな顔で、どんな服装で僕を迎えてくれるんだろう。
もしかしたら、玄関入ってすぐにキスでもしてくれるかもしれない。
そう思っていた幻想は脆くも崩れ去った。
「寝てたの?…」
「昨日…友達と飲んでてさ……こんなに寝るつもりはなかったんだけど…ごめん…二度寝してた……スリッパ適当に使って……」
叔母は大きめのTシャツしか着てないように見えた。
前を歩く叔母がリビングに入ると陽射しに透けて下着を着けていることは解った。
髪も乱れている。
【僕が来ること楽しみじゃなかったの?…】
「陽翔…冷蔵庫に飲み物適当にあるから飲んでゆっくりしてて……テレビつけてもいいよ……私、シャワー浴びてくるから……」
「…う、うん…」
そう言って私は脱衣室に消えていった。
【期待してたんだろうな…ちょっと可哀想なことしたかな……】
シャワーを浴びながらそんなことを思っていた。
冷蔵庫にはあまり食材は入っていなかった。
ビールとカクテル…他にもお酒と、ミネラルウォーター。
ペットボトルの烏龍茶と缶のコーラは僕の為に用意してくれたのかもしれない。
僕はコーラを取り出してリビングダイニングを見渡していた。
如何にも女の子女の子した部屋ではなかった。
むしろやっぱりといった印象だった。
全体的にダークブラウン、アジアンテイストっていうのかな…なんて思っていた。