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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第11章 一線
叔母が浴室に消えて10分が過ぎるとテレビをつけた。
金曜日の夕方はニュースが殆どだったがなんとなく観ていた。

【まだだよね…】

玄関からの廊下の途中にあった扉。
叔母が入っていった反対の扉がおそらく寝室だろう。
どうにも気になってしまう。

【さすがに勝手に入ったら怒られるよね…】

でも気になって仕方がない。
30分経つと、意を決して立ち上がった。
なんとなく音を立てないように廊下へと出ていく。
たぶんここがトイレで、あっちが浴室なんだと思う。
対面の扉の前に立つと、いきなり背後からドライヤーの音がしてびっくりした。 

【びっくりしたぁ…やっぱりやめとこ…】

僕は忍び足でリビングへと引き返した。

私はノーブラでタイトなタンクトップに首を通す。
クロッチ以外総レースのビキニショーツを履いてリビングに戻っていった。

「お待たせ……ふぅ…さっぱりした……」

叔母の姿をあからさまに凝視していた。

「…結奈さん……お邪魔してます…」

「なにそれ…さっきも聞いたよ……」

僕は緊張してしまって意味もないことを口にしていた。
  
私はテレビに向かって置かれたソファに近づいていく。
真ん中に座っていた陽翔が横にずれると隣に座った。
陽翔の視線は私の胸元に注がれている。
ぴったりと張りついた生地に浮かび上がった乳首が気になって仕方がないらしい。
もう私の身体は隅々まで視ているのに、この初々しさがやはり堪らない。

「もうこんな時間か…夜はピザでもいい?……」 
                              
「う、うん…ピザ…」

陽翔は心ここにあらずの様子。

【まったく……】

私な徐に左手を陽翔の股間に伸ばす。
解っていたけどしっかりと勃起していた。

「…ぅ…結奈さん……」

「どれにしようかな……」

陽翔は家庭教師中と同じようにTシャツとジャージのハーフパンツ。
ハーパンの上から弄りながら右手でスマホを操作していく。
宅配ピザのホームページからメニューを検索していった。

「陽翔はどれがいい?……」

問題を解かせながら僕の肉棒を弄り回す。
それと同じようなことなのに、やはり叔母の部屋でずっと二人きりだと意識してるせいか興奮は倍増していた。
とはいえ、何でもいい…と言うと叱られる気がして叔母に身を寄り添わせスマホを覗き込んでいく。
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