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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第11章 一線
私だってもう待ちきれない。
有無を言わさず覆い被ってこられたらこのまま受け入れていたと思う。
                       
「待って……待ちなさい、陽翔っ……これ着けなきゃだめ……」

枕の下に忍ばせておいたスキンを手にした。
人生初めてのセックス…生でさせてあげたいし、して欲しいとも思う。
でも、万が一のことはあってはならない。
そんな重荷の一端を陽翔に背負わせるわけにはいかない。

「着け方知ってる?……」

僕はもうあとは挿れるだけだと思っていた。

【そうだよね…このままできるわけないよね…】

「ネットで調べたことはあるよ…」

着けたことないと素直に言わないところがいじらしい。

「そっか…じゃあ、教えてあげるから……これスマートに着けれるようにならなきゃ途中で褪めちゃうからね……」

「う、うん…」

実際、叔母の絶頂からの流れは止まってしまっていた。

「大丈夫だから…難しくないし…覚えてしまえば興奮褪めやらぬままセックスできるからね……」

【それって、次からはってことだよね……セックスも今日だけじゃないんだ…】

また楽しみが先に拡がるように思えた。

「わかった…ちゃんとできるようになるから…」

ピッと袋の端を開けて中身を取り出した。
リング状の真ん中に小さく袋のように飛び出している。

「ここをちょっと摘まみ出してみて……それで、チンポの先に当てて…周りを指で引き寄せれば、くるくるってなるから……」

「こ、こぉ?……あ、ほんとだ……」

「しっかりと根元まで被せるんだよ…中途半端なところで止めてたら取れちゃうかもしんないから……」

僕は頷きながら指で根元まで嵌めていった。
装着した肉棒から叔母へと視線を戻した。
叔母の表情は余裕を取り戻していてちょっと悔しい。

【ぁぁ…でも、これで本当に結奈さんとセックスできるんだ…】

不覚にも甥っ子の愛撫に翻弄され、クリ逝きまでさせられしまった。
それがスキンのおかげで仕切り直せたというか、主導権を取り戻すことができたように思えた。

【やっぱりこうでなきゃ……】

陽翔の最初の瞬間はきちんと見守りたい。
私が切羽詰まっていたら台無しだ。

【童貞らしい…可愛いセックスしてみせるんだよ……】

「わかるよね?…ここ…ここに先っぽ押し当てて……」

「うん…」
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