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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第14章 餓鬼
「チンチンっすか?…どうすっかね…チンチンだって…やってみ?…」

【バカじゃないの…こいつらもこいつらだ…酔ってるわけでもあるまいし……】

答える筈もやる筈もない。
私は頑なに踞っていた。

「すみませんねぇ…躾出したばっかりなんすよ…」

「…っぅぅっ……やだぁっ……」

首輪のすぐ側のリード部分を握られ、引き上げられていく。
高校生とはいえ、その力には抗えなかった。

【首っ…痛いっ……】

皮膚が裂けそうに思えた。
痛みに堪えられないように膝を地面につき、伏せた身体を晒していく。

「…視るなっ…どっかっ、行けって……」

「おぉっ…」

二人組が揃えて声を上げた。
暴かれた乳房や恥毛に視線が突き刺さる。

「すげぇ…口は悪いけど、いい身体してんなぁ…」

下衆な台詞を吐いたのは若い方だった。
先輩の男は一歩引いて、でも舐めるように厭らしい視線を向けてくる。

「なかなかでしょ…」

吊り上げられるリードに身体を隠すよりも私は首輪を掴んでいた。

「これ写真撮ってもいいの?…」

「いいっすよ…サングラスは取れないっすけど…」

「やめろっ、そんなのだめに決まってるだろっ……ぅぅっ……」

吊られる呻き声を発しながら私はスマホのシャッター音を聞かされていた。

「先輩にも後で送りますよ…」

そう言われて後ろから視ていた男も満更じゃない顔をしていた。

「そろそろいいっすか…まだ散歩の途中なんで…」

「やべ、俺達も…や、もう終電終わってるな…」

若い方はついて来かねない雰囲気だった。

「もう行くぞ…会社にタクチケ請求すればいいだろ…」

若い方は渋々といった感じだったが、男達は先へと歩き出していった。

「はぁ…はぁ…お前、ほんと最低だな……」

「あぁ…ちゃんと言うこと聞かないから首赤くなってるじゃん…」

私は首に手を伸ばして来たのを振り払った。

「もういいだろ…さっさとホテルに行ってすることすれば……」

なんだか自暴自棄になっていた。

「いや、だめっすね…ほらどっちなんすか…」

引っ張られると首がひりついた。
私は仕方なく地べたを歩きだす。

【なんで?…なんで私は……】

そんなわけない。
いったい何処にこうなる要素があった?。

【ふんっ…とんだ変態女だな…】

街灯の横を歩き抜ける時、間違いなく内腿が濡れ光っているのが見えていた。
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