この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第3章 約束事
朝のワイドショーのお天気コーナーでは梅雨入り予想の話が出始めていた。
そして今日はどんよりとした空模様だった。
ロングTシャツにマイクロミニのスカート。
Tシャツの色はモスグリーン。
丈は膝上だから一見ワンピースのように見えるかもしれない。
陽翔はTシャツの下が気になるだろうか。
見たいなら見せてあげてもいいが、そんなおねだりはまだできないだろう。
作った小テストをトートバッグに入れるとマンションを出た。
最寄りのバス停から徒歩5分。
その角を曲がると家が見える。
「うそっ……」
いきなりの雨だった。
折り畳み傘を入れていたが、私はそのまま走り出した。
30秒も経たずに玄関に飛び込んだが、びしょ濡れになっていた。
「姉さん…タオルちょうだいっ……」
「結奈…傘持ってなかったの?……ちょっと待っててね……」
小走りで姉がバスタオルを持って来てくれた。
髪を拭いて濡れたTシャツに当てていく。
「持ってだけどすぐそこだったから…あの勢いじゃ傘を出してもあんまり変わらないよ……」
「でもずぶ濡れね…とりあえずシャワー浴びなさいよ……」
私がシャワーを浴びていると、磨りガラス戸の向こうから姉が声をかけてきた。
「Tシャツは乾燥機にかけるけど他は大丈夫?…」
「うん、他はいいかな…ブラは浴室乾燥で大丈夫…なんか上に着るもの貸してよ……」
「ここに置いてあるから使ってね…」
浴室から出るとジャージの上らしきものが置いてあった。
ひろげてみると胸に校章らしきエンブレム。
【これって陽翔の体操着なんじゃ……】
まぁ、確かに背はそんなに変わらないけど…
私は無事だったショーツとミニスカートを履いてジャージに袖を通してファスナーを上げてみた。
【ロンTの時よりエロくない?……】
ジャージの裾とスカートの丈はほぼ一緒。
姉に見せるとさすがに違う服を出してくれると思いきや…
「あら、ぴったりね…」
天然もここまでくると危機管理は無いのかと心配になってしまう。
解っているのだろうか…私がノーブラだということを…。
「そだね……」
母親の姉がいいなら私に文句はないと二階へと向かっていった。
「うわっ…凄い雨……」
【結奈さん、大丈夫かな…】
学校から帰って着替えると窓を叩くような雨が降り出していた。
そして今日はどんよりとした空模様だった。
ロングTシャツにマイクロミニのスカート。
Tシャツの色はモスグリーン。
丈は膝上だから一見ワンピースのように見えるかもしれない。
陽翔はTシャツの下が気になるだろうか。
見たいなら見せてあげてもいいが、そんなおねだりはまだできないだろう。
作った小テストをトートバッグに入れるとマンションを出た。
最寄りのバス停から徒歩5分。
その角を曲がると家が見える。
「うそっ……」
いきなりの雨だった。
折り畳み傘を入れていたが、私はそのまま走り出した。
30秒も経たずに玄関に飛び込んだが、びしょ濡れになっていた。
「姉さん…タオルちょうだいっ……」
「結奈…傘持ってなかったの?……ちょっと待っててね……」
小走りで姉がバスタオルを持って来てくれた。
髪を拭いて濡れたTシャツに当てていく。
「持ってだけどすぐそこだったから…あの勢いじゃ傘を出してもあんまり変わらないよ……」
「でもずぶ濡れね…とりあえずシャワー浴びなさいよ……」
私がシャワーを浴びていると、磨りガラス戸の向こうから姉が声をかけてきた。
「Tシャツは乾燥機にかけるけど他は大丈夫?…」
「うん、他はいいかな…ブラは浴室乾燥で大丈夫…なんか上に着るもの貸してよ……」
「ここに置いてあるから使ってね…」
浴室から出るとジャージの上らしきものが置いてあった。
ひろげてみると胸に校章らしきエンブレム。
【これって陽翔の体操着なんじゃ……】
まぁ、確かに背はそんなに変わらないけど…
私は無事だったショーツとミニスカートを履いてジャージに袖を通してファスナーを上げてみた。
【ロンTの時よりエロくない?……】
ジャージの裾とスカートの丈はほぼ一緒。
姉に見せるとさすがに違う服を出してくれると思いきや…
「あら、ぴったりね…」
天然もここまでくると危機管理は無いのかと心配になってしまう。
解っているのだろうか…私がノーブラだということを…。
「そだね……」
母親の姉がいいなら私に文句はないと二階へと向かっていった。
「うわっ…凄い雨……」
【結奈さん、大丈夫かな…】
学校から帰って着替えると窓を叩くような雨が降り出していた。