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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第16章 アトリエ
人差し指を中に埋め、抜く度に泥濘を弄る音がしていく。

【あなたに視られながら……堪らないんですっ……無理っ……】

私は指を抜いて抱えた膝裏から腕を抜いた。

「抜いていいなんて言ってないっ……」

【わかってますっ…私だってやめるつもりなんてないから……】

左も同じように腕を抜いた。
両足をベッドについて私は自らの股間に両手を伸ばしていく。

「……っん……これで視えますかっ……んんっ……」

左手は人差し指と中指をあてがいVの字に開く。
再度露にした柔肉の真ん中に、私は右手の中指を手首を折ってできるだけ隠れないよう挿れていった。

「…なるほど……これが部長の求める見返りってわけか…」

命じることもない。
先輩は自ら掻き回し始める。

「そうっ…あなたに私の全てを知って欲しいっ……真実(ほんとう)の私を描いてっ…欲しいからっ……」

「真実の部長?……誰も知らない部長を描きたくなってきましたよ……その叔父さんも知らない部長を……ねぇ……反対の指も1本挿れてみてよ…」

【叔父の知らない私?……】

そんな私がいるのだろうか?

開いていた左手の指を離す。
中指は挿りづらく思えて、人差し指を埋まり濡れる中指に這わしていく。

「ぅぅん……やぁ……だめぇ……」

それは拒絶の意味じゃない。
自慰ですらしたこのない行為を私も視てみたかった。

「だめじゃないでしょ…何でもしてくれるんでしょ?…」

【退いて…退いてください……あなたばっかり、ズルい……】

「挿れろっ…びちょびちょおまんこにもう1本、突っ込むんだっ…」

彼は勘違いをしてる。
私が抗うはずもないのに…でも……

【……素敵……もっと命令して……あぁ……そう……真実のあなたを解放するのっ……】

躊躇うことなくもう1本、突っ込んでいった。

「…っんぁぁっ……」

【逝きそうっ……】

僕はスケッチブックと鉛筆を置いていた。
空になった手をベッドについた。
先輩の膝の間に頭を屈めるように。

「動かせっ…自分のおまんこ、自分でぐっちょぐっちょにするんだっ…」

「しますっ…自分でっ…ぐちょぐちょっ…聞こえるぅっ…ぁぁっすごいっ…」

彼が前傾になると私の目の前に肉棒の裏側が視えるようになる。
それでも私の顔に落ちて来ない。

「凄いっ…あぁ…もっと…もっと…交互にっ…突っ込め…」
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