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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第16章 アトリエ
仁王立ちの僕は先輩の頭を掴む。
唇に這わす亀頭をゆっくりと離していく。
我慢汁と先輩の唾液が糸を引いた。

掴んだ頭を少し横にずらす。
そのまま頬に亀頭を押しつけていく。
僕は腰を回すように動かしていった。
ぬるぬるとした体液が頬に塗りたくられていく。
先輩は抵抗しない。

「口じゃなかったんですか……」

少し横目に見上げる先輩がそう漏らした。

「はい…でもしたいようにしたくて…」

すこし下げていた腰を持ち上げ、亀頭は頬から先輩の鼻へと離れることなく移動していく。
硬い肉棒は折れることなく鼻を歪ませていく。
鼻筋をひしゃげ、下りると鼻と上唇の間に押しつけ上に向かって突き上げる。
先輩の鼻がぶさいくに崩れる。
それでも先輩はされるがままだ。

「抵抗しないんですね…」

「だって、藤沢くん…すごくいい顔してますから……」

「モデルって従順なんですね…」

「あなたは特別です……」

鼻から亀頭を離すと…また美人に戻る。
でもずいぶんと顔は汚れていて…もっとと思わせる。

「口を開け…」

僕が静かに言うと、先輩は縦に口を開き舌を差し出してくる。
腰を屈めその舌に亀頭を乗せた。

「…はぁ…はぁっ……」

牝犬のような先輩の吐息が亀頭を擽る。
舌に我慢汁が滴っていく。
僕は先輩を見つめ、先輩も見つめ返している。
舌を滴った体液が顎を伝い、首筋にまでも垂れていく。
まばたきしない先輩の目が細くなっていくと、
僕は掴んだ頭を引き寄せた。

「…っぐぅっ……」

呻くような声を上げて、先輩はようやく抵抗らしい抵抗をした。
後ろに仰け反るように逃げようとした。
僕はそれを許さない。
きつく頭を固定して、腰をしゃくり上げた。

【あぁ…きっつぃなぁ……】

眼下では先輩がふるふると頭を震わせている。

「…んんっ……んんっ……」

「我慢しろ…喉を開けば少しは楽になりますよ…」

こんなに不意に強引に喉を貫かれたことなどなかった。

【苦しいっ…喉が痛いっ…息ができない……】

水の中で溺れるような感覚だった。
私は必死で鼻で息をしようとしても上手くいかない。
嘔吐きたいのに塞がれた気道がそれすら許してくれない。
涙が自然と溢れてくる。
彼の太腿を叩こうが頭を揺すろうが許してくれない。
涙に滲む視線の向こうで彼は微笑んでいた。

【…興奮してるんですね……うれしい……】
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