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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第16章 アトリエ
叔父にされたことが初めてで全てだった。
私は間違いなく叔父に開発されてきた。
何度も何度も逝かされてきた。

でも、こっちの方が凄いと思ってしまう。
挿れさせてあげると…どこか上から思っていたのかもしれない。

【あなたが教えてくれるの?…知らないところに連れていってくれるの?……】

だったら…

「叔父さんしか知らないのっ…だから叔父さんで気持ちよかったのっ…たくさん逝かされたのっ……でも陽翔くんのっ…ぜんぜん違うのっ……こんな風に奥に当たったことないっ……」

「…僕の方がいいってこと?…」

縛られ、吊るされ、肉体の一部じゃないモノまで挿れられ、逝かされてきた。

感じることを覚えて以降、ほんの僅かな挿入でここまで翻弄されたことはなかったと思う。

【わかんないっ…わかんないけど…きっとそう……】

「うんっ、ぃいっ……奥ぅ…気持ちぃいっ……」

僕は狭い穴を僕仕様に解すように、腰を回していた。
手をつき、見下ろす先輩のどこか辛そうな顔が堪らなかった。

【でも…辛いだけじゃないよね…】

「よかった…感じてくれて僕もうれしいよ…」

「うんっ……すごくっ…感じてるっ……」

【あぁ…また気持ちよくなったんだ…】

辛そうに目を細めていた目が緩み、潤んでいく。

「栞…僕の肩をしっかりと掴んで…」

「な、なにするの?……」

少し不安げにしながらも先輩は僕の肩に手を置いた。

「言うほど経験があるわけじゃないからね…凄い締まりだから、僕もそろそろって感じなんだ…」

「優しくしてくれないの?……」

「ちょっと無理かな…」

彼は目をギラつかせながらも、少しはにかむように笑みを浮かべた。

「ぁあっ…待って…んぁっ……待ってっ…激しっ……だめっ…だめっ……」

見下ろす先輩が小刻みに揺れている。
結合部がぶつかり合う音が、
愛液が溢れ淫らに音を立て、
ベッドも軋んだ音を立てていく。
何より先輩の喘ぎ声が一番大きくアトリエに響いていった。

僕も荒い呼吸を抑えきれなくなっていく。

「待たないっ…だめじゃないっ…そんなに締めつけて何言ってんのっ…」

「だってっ…だってっ……ぁあっ…もう無理っ…壊れちゃうよぉっ……」

「くぅっ…壊れろっ…壊れろよっ……はぁっ……出すぞっ……しっかり受け止めろっ…くっ、おぉっ…」

僕は思いきり押し込み腰を震わせていった。
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