この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第16章 アトリエ
「だって…私にはそれが普通なの……陽翔くんと一緒にいる時が特別なんだから……」
僕は先輩を素直に可愛いと思った。
「じゃ、学校じゃ森宮部長っことで…」
「私も藤沢くんって呼ぶから……」
【あれ?…今…二人きりの時って言わなかったっけ?…】
「ねぇ、ひとつ確認していい?…」
「なに?……」
「えっと…ここだけでとか…二人きりの時だけとか……その…僕達って……」
「私を彼女にしてくれる?……」
ドキッとした。
でも固まってしまった。
きっと困った顔をしてしまったんだと思う。
「冗談だよ……ねぇ、陽翔くん…美大を目指して……私と同じ大学に入りなさい……」
先輩は真剣な眼差しで僕を視た。
「そんな…僕なんかが……」
「聞いてるよ…陽翔くん勉強できるんだってね……そのまま頑張りなさい……それから…これからもここに通うの……けっこうあるんだよ…この家、誰もいない時…その時はここに来て私を描くの……絵のことは私が教えてあげるから…いい?……」
【僕が美大に…栞と同じ大学に……】
母が美大に行けば?…などと言い出して叔母の家庭教師が始まった。
でも、そんなこと僕自身真剣に考えたことはなかった。
「文化祭の絵だけじゃなくて…その先もここで?…」
「そうよ…嫌なの?……」
僕の腕の中で先輩が身体を伸ばした。
顔が近づく。
唇を重ねていく。
「一回じゃ私のこと憶えられないんでしょ?…文化祭は私じゃなくていいから……私が卒業するまでにあなたの私を完成させて……」
「うん…わかった…栞のことじっくりと描いていくから…」
先輩がにっこりと微笑む。
僕はまだまだ唇を重ね、今度は舌を絡め合っていった。
「…はぁ…んっ…今日はどうするの?…また次回にする?……」
「いや…もう一個あるから…今度は後ろ姿を焼きつけるよ…」
「いいよ…」
先輩はそのまま体重をかけて僕を押し倒してきた。
「私が着けてあげる……」
ベッドの隅にあった残りのスキンを開封していく。
ちょっとぎこちない手つきで、先輩は肉棒にゴムを着けてくれた。
「これでいいよね?……」
「うん、ちゃんと着いてる…じゃあ、お尻向けて…」
「向けろって言わないんだ?……」
先輩は悪戯に笑みを浮かべながら四つん這いになっていく。
「あれはなんか興奮すると…なっちゃうっていうか…」
僕は先輩を素直に可愛いと思った。
「じゃ、学校じゃ森宮部長っことで…」
「私も藤沢くんって呼ぶから……」
【あれ?…今…二人きりの時って言わなかったっけ?…】
「ねぇ、ひとつ確認していい?…」
「なに?……」
「えっと…ここだけでとか…二人きりの時だけとか……その…僕達って……」
「私を彼女にしてくれる?……」
ドキッとした。
でも固まってしまった。
きっと困った顔をしてしまったんだと思う。
「冗談だよ……ねぇ、陽翔くん…美大を目指して……私と同じ大学に入りなさい……」
先輩は真剣な眼差しで僕を視た。
「そんな…僕なんかが……」
「聞いてるよ…陽翔くん勉強できるんだってね……そのまま頑張りなさい……それから…これからもここに通うの……けっこうあるんだよ…この家、誰もいない時…その時はここに来て私を描くの……絵のことは私が教えてあげるから…いい?……」
【僕が美大に…栞と同じ大学に……】
母が美大に行けば?…などと言い出して叔母の家庭教師が始まった。
でも、そんなこと僕自身真剣に考えたことはなかった。
「文化祭の絵だけじゃなくて…その先もここで?…」
「そうよ…嫌なの?……」
僕の腕の中で先輩が身体を伸ばした。
顔が近づく。
唇を重ねていく。
「一回じゃ私のこと憶えられないんでしょ?…文化祭は私じゃなくていいから……私が卒業するまでにあなたの私を完成させて……」
「うん…わかった…栞のことじっくりと描いていくから…」
先輩がにっこりと微笑む。
僕はまだまだ唇を重ね、今度は舌を絡め合っていった。
「…はぁ…んっ…今日はどうするの?…また次回にする?……」
「いや…もう一個あるから…今度は後ろ姿を焼きつけるよ…」
「いいよ…」
先輩はそのまま体重をかけて僕を押し倒してきた。
「私が着けてあげる……」
ベッドの隅にあった残りのスキンを開封していく。
ちょっとぎこちない手つきで、先輩は肉棒にゴムを着けてくれた。
「これでいいよね?……」
「うん、ちゃんと着いてる…じゃあ、お尻向けて…」
「向けろって言わないんだ?……」
先輩は悪戯に笑みを浮かべながら四つん這いになっていく。
「あれはなんか興奮すると…なっちゃうっていうか…」