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第16章 アトリエ

意図したわけじゃない。
彼に打ちつけられながら、彼が私の中で膨張していくのを感じながら…私は彼を求めるように右手を後ろに伸ばした。
彼が掴んでくれる。
引き上げられながら彼は手繰るように左手も掴んでいった。
止まないピストン。
私は上体を引き上げられ、弓なりになっていく。

「んぁっ…深っ…ぃいっ……だめ、だめ、だめっ……もう…いく、いく、逝く、逝くぅっ……」

彼は凄いと思う。
今日はこうして身体だけを使ったセックスで終わっていく。
彼の掴んだ手首が痺れていく。
叔父に繋がれ、縛られ、吊るされたことはあった。
でも彼の手ほど、感じる呪縛はないと思った。

「ぁぁっ、僕もだっ…出すぞっ…栞っ……おぁっ……」

「ぅんっ…ぁぁあっ……」

奥深く打ちつけ、しっかりとめり込ませてから僕は手を離した。
先輩の身体が前のめりに弾けていく。
片膝を立てて素早くスキンを抜き取ると、落ちていく先輩のお尻を掴む。

反り返る肉棒を掴み、膨張しきった亀頭を先輩のお尻に向けると…ドプっ、ドプっと発射していった。

「ぁあっ…熱いっ……お尻にっ……熱いの、かかってるっ……」

ガクンっ、ガクンっと引きつけのようにお尻が弾む。
尻肉にぶっかかった精液がその震えに落ちていく。

「栞っ…まだだ…崩れるな…僕に逝ってるおまんこ、ちゃんと見せろ…」

「はぁ…はぃっ……視てっ……陽翔くんに逝かされたおまんこっ……観察して…くださぃ……」

ベッドに沈みそうになる身体を膝で踏ん張り、おでこで支えた。
私は彼に向けたお尻に両手を這わしていく。
言われた、命じられた通りに割れ目に指を伸ばし左右に割っていった。

「そうだ…ちゃんと観察してやるっ……あぁ、エロい、エロいよ…栞の逝きまんこっ…ぬらぬらして、ひくひくして…溢れ出てる…」

お尻の割れ目をこれでもかと開き、かけられた精液が伝っていく。
白濁したどろりとした精液がゆっくりとお尻の穴に到達した。
その感触にひくひくっと収縮して精液はさらに垂れ落ちる。

「あぁ…感じるっ……陽翔くんの精液がおまんこに入っちゃう……」

割り開かれた淫裂に精液が伝うと、充血し濡れ光る柔肉が物欲しそうに飲み込もうと呼吸してるようだ。

僕は人差し指を伸ばしていた。

「ぅっ……っん……ぁぁ…挿れて……陽翔くんの精液……押し込んでっ……おまんこに塗り込んでっ……」