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第19章 懺悔

引っ張られて私は岩田の身体に背中から倒れ込んでいく。
滑って落ちそうになるのをしっかりと太い腕に捕まえられていた。

「離せ、離せって…しつこいんだよっ……」

背中がぬるぬると滑っていくのに逃げられない。
腰回りを抱いていた腕が乳房へと這ってくる。
左手に右乳房が掴まれると、ローションに滑ってぷるんと震えていった。

「大人しくしてろ…まだ終わってないだろ…」

岩田の右手が洗面器を掬った。
大きな掌をお椀のように曲げて、泡を私の身体に垂らしてくる。
胸の谷間にたらたらと垂らしては、また掬って垂らしてくる。
乳房から腋へと…谷間からお腹へと拡がっていく。
そして重なる岩田の身体にも垂れていく。

嫌だった。
なんだか溶け合っていくみたいに思えてしまう。

「あんまり変なこと言わすなよ…あんただって聞きたくないだろ…」

【握った弱みを撒き散らすとでも言いたいのか……】

「勝手にしろっ……んっ……くっ……んっ……」

「あぁ…そうさせてもらうがマグロはだめだって解ってるよな？…」

岩田の両手が乳房を揉んできた。
ぬるぬるの感触が嫌悪感を薄めてしまう。

「…っん……んぅ……んっ……」

開こうとする唇を懸命に結んでいく。
ぬるぬるの指がぬるぬるの乳首を摘まんでは、にゅるんと抜けていく。

【やだ…何度もしないでっ……】

しつこいほどに繰り返しては乳房に纏った滑りを集めて乳首に塗りたくってくる。
それをまた摘まんで捻り…尖った乳首を扱き立て…摘まみ潰すように抜いていく。

「いいぞ…もっとくねってくれよ…お互い綺麗になっていくだろ…」

岩田が私の身体を下へと滑らせた。
天井を向いた肉棒が淫裂に当たった。
私はそっちに視線を向けてしまう。

【なんだよこれ…気持ち悪い……】

弄られ続ける乳房と乳首…その谷間の向こうに私の濡れた恥毛が見える。
それはまるで私から生えてるように見えた。

「ほら、最後だ…チンポとおまんこを洗い合うぞ……腰振れよ…」

「ふざけんなっ……ゴム無しでそんなことっ……ぁっ…ゃぁっ……ゃめっ……んっ…んっ…んぁっ……」

大きな掌が指を開き尖った乳首を連打していく。
左右の乳首が間を開けずに弾かれる快感に私は岩田の上で仰け反っていった。

「ゃぁっ…ま、待っ…ぁ、ぁ、ぁ…待てっ…てっ…ゃっ…ぁっ……」

岩田はそのまま腰を突き上げてくる。