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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第4章 儀式
【結奈さん…ほんとにどういうつもりなんだろ…】
叔母は今日は来ないと言った。
オナニーも禁止だと…。
【したい…したいよぉ…】
叔母のあの誘い込むような下半身の陰影。
弄られた太腿と押しつけられた胸の感触。
そして、ズボン越しとはいえ叔母の手の中で果てた絶頂感。
【結奈さん…我慢できないよ…】
それでも僕は叔母の言葉に囚われていた。
【だめだ…勉強しなきゃ…】
叔母の言った楽しい勉強。
叔母の言った、ご褒美が意味するもの。
【僕の知らないことを教えてくれるんじゃ…】
もっと僕が頑張れば。
成績を良くすることができれば。
【期待していいんだよね…結奈さん…】
叔母が僕のことをどんな風に想っているのか。
知りたいけど、やはり怖かった。
陽翔が葛藤しながら机に向かっている頃、私は会社の後輩からのメールを眺め考えていた。
【独立ねぇ……】
私は前職でプロジェクトリーダーをしていた。
その企画は大成功を収め、次の昇進は確実と噂されていた。
でも結果、私は自主退職を選んだ。
その時、プロジェクトチームのメンバーからは、
『結奈先輩なら起業しても成功しますよ。その時は声をかけてください。』
そんな言葉を幾人からかもらっていた。
それは決して社交辞令だけじゃなかったらしい。
「はい、やりましょう…なんて簡単には言えないよ……」
独り言を呟きスマホを置いた。
【でも、いつかは…そう遠くない未来に……】
あの会社でやりたかったことがあった。
上には認めてもらえなかったが、いつかはという野心は今も持っていた。
「陽翔…明日なんだけど母さん夜出掛けるから…。結奈が来るから勉強終わったら一緒にご飯食べなさいね……」
「あぁ、いつもの友達との集まりだっけ…」
「やぁねぇ…女子会って言ってるでしょ…」
【何がその歳で女子会だよ…】
母は僕が高校入試に合格した辺りから、月に一度くらいのペースで友人と出掛けていた。
まぁ、高校生になるまで我慢してくれていたのかと思うと、別にたまにはいいんじゃないかと思っていた。
父も単身赴任中なのだから、母にも楽しい時間を過ごしてほしいと単純に思う。
【ということは明日は結奈さんと二人きり…】
僕はニヤつく表情筋を抑えて平静を装う。
「わかった…」
母はいつも通り柔和な笑みを浮かべていた。
叔母は今日は来ないと言った。
オナニーも禁止だと…。
【したい…したいよぉ…】
叔母のあの誘い込むような下半身の陰影。
弄られた太腿と押しつけられた胸の感触。
そして、ズボン越しとはいえ叔母の手の中で果てた絶頂感。
【結奈さん…我慢できないよ…】
それでも僕は叔母の言葉に囚われていた。
【だめだ…勉強しなきゃ…】
叔母の言った楽しい勉強。
叔母の言った、ご褒美が意味するもの。
【僕の知らないことを教えてくれるんじゃ…】
もっと僕が頑張れば。
成績を良くすることができれば。
【期待していいんだよね…結奈さん…】
叔母が僕のことをどんな風に想っているのか。
知りたいけど、やはり怖かった。
陽翔が葛藤しながら机に向かっている頃、私は会社の後輩からのメールを眺め考えていた。
【独立ねぇ……】
私は前職でプロジェクトリーダーをしていた。
その企画は大成功を収め、次の昇進は確実と噂されていた。
でも結果、私は自主退職を選んだ。
その時、プロジェクトチームのメンバーからは、
『結奈先輩なら起業しても成功しますよ。その時は声をかけてください。』
そんな言葉を幾人からかもらっていた。
それは決して社交辞令だけじゃなかったらしい。
「はい、やりましょう…なんて簡単には言えないよ……」
独り言を呟きスマホを置いた。
【でも、いつかは…そう遠くない未来に……】
あの会社でやりたかったことがあった。
上には認めてもらえなかったが、いつかはという野心は今も持っていた。
「陽翔…明日なんだけど母さん夜出掛けるから…。結奈が来るから勉強終わったら一緒にご飯食べなさいね……」
「あぁ、いつもの友達との集まりだっけ…」
「やぁねぇ…女子会って言ってるでしょ…」
【何がその歳で女子会だよ…】
母は僕が高校入試に合格した辺りから、月に一度くらいのペースで友人と出掛けていた。
まぁ、高校生になるまで我慢してくれていたのかと思うと、別にたまにはいいんじゃないかと思っていた。
父も単身赴任中なのだから、母にも楽しい時間を過ごしてほしいと単純に思う。
【ということは明日は結奈さんと二人きり…】
僕はニヤつく表情筋を抑えて平静を装う。
「わかった…」
母はいつも通り柔和な笑みを浮かべていた。