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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第19章 懺悔
「…ん…んん……」

ここは何処なんだろうと目を覚ました。
部屋には淫臭とタバコの匂い。
起き上がろうとすると身体中に痛みが走る。
どうやら筋肉痛らしい。

【ぁぁ……そうか……やっと終わったんだ……】

ここが快楽地獄のステージの上だと認識する。
岩田の女になれと言われて承諾してしまった。

まだ…あそこが痺れていた。

「起きたのか?…こっちに来いよ…」

辺りを見渡しても落ちてるのは使い捨てたコンドームしかない。
身体を隠すものなど何もなかった。
まぁ、今さら何を恥ずかしがることがあるのだろうか。
汗で落ちたメイクの素っぴんの方がよほど見られたくはない。
軋む身体を無理やり起こして私はベッドを降りる。
岩田の座るソファの向かいに腰を下ろした。

【私があんたの女になった確認でもするつもり?……】

あんな絶頂地獄の最中にズルいとは思う。
取り消したい気持ちはてんこ盛りだ。
だが、結局は弱みにつけ入れいいようにされるのだろう。

「最高だったな…俺もこんなに満足したのは久しぶりだ…」

【私は初めてだよ……】

私は何も答えない。
岩田も私に答えなど期待していないのだろう、話を続けていった。

「結奈…お前はもう俺の女だ…だからこんなものは必要ない…」

【早速、オトコ気取りかよ……】

目の前にスマホを差し出された。
そこには私の弱みが写っている。

「え?……」

写真がゴミ箱に捨てられた。
更にデータフォルダが開かれる。
沢山の写真に、動画データ、その全てに✔️が入れられていく。
全てがゴミ箱に捨てられていった。
岩田はまだ操作を続けた。

ゴミ箱を空にしますか?

私の見てる目の前で全てのデータが消去された。

【これで私は自由?…いや、どうせ自宅のPCかなんかに保存してるに決まってる……】

岩田の女だということを否定してみようか?
そうすればすぐにボロを出す。
また私をベッドに押し倒す?

「もうじき小野が迎えにくる…さっさと汗を流して服を着ろ…」

「ほんとに今ので全部なの?……」

「信じる信じないはあんたの勝手だがな…」

私はそれ以上追及しなかった。
ガラス越しの浴室で汗と体液を流していく。

【帰ったらもう一度、時間をかけて身体を洗わなきゃ……まだ一度も使っていない下着も卸そう……】

着てきたスーツで部屋に戻ると、小野が迎えに来ていた。
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