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第22章 不埒　～開発～

私は小野の顔を押しやっていく。
それを交わすと小野は乳房に顔を埋めてきた。
揉みしだいていた手の指がお尻の割れ目に侵入してくる。
人差し指がアナルを擽る。
もう片手は淫裂の端に伸びてくる。
二ヶ所をくねくねと弄りながら、乳房を頬張られていった。

「ゃっ…やめろっ……っん…どこ触ってんだっ……んんっ……だめだって……」

こんなにも感じ易い身体にされてしまっていたなんて。
望んでなんか欠片もないのに…
淫裂を…アナルを…乳首を弄り、転がされるだけでもう疼いていく。

太い人差し指が淫裂に挿ってきた。
アナルは入口を捏ねられてるだけ…
乳首を吸い転がしていた口が這い上がってくる。
片手がアナルからは離れた。
でも、後頭部を掴まれると…唇を奪われていく。

人差し指が中を捏ね繰り回してくる。

【最悪だ…私ってやつは……】

浴室に舌を絡め、啜り合う音が響いていく。
完全に反りきった肉棒がクリトリスを圧迫していた。

「はぁっ…休憩って言ってるだろ……」

口調の刺々しさすら消えていた。

「もういいよ…兄貴が待ってるから戻ろう…」

休憩がすっかり発情させられてしまった。

私は頷いていた。
先に出て、小野にタオルを投げ渡す。
濡れた身体を拭き取り、寝室へと戻っていく。

【もういいや…どうせ逃げれるわけないんだし……逝き堕ちるまで付き合ってやるよ……】

「おう…戻ったか…」

私の後ろには小野が立っている。

「ふぅっ……今度はどっちとすればいいの？……」

投げやりに強がってみせる。

「先ずは小野のチンポだ…」

「やった…次はバックからしたかったんだ…」

小野が後ろから抱き上げてきた。
すぐにベッドに運ばれていく。

「小野…バックはまだだ…前から嵌めてやれ…どうせ風呂で乳繰り合ってたんだろ……前戯は必要ないよなぁ…」

見透かしたような下卑た笑みを岩田が浮かべる。

「好きにすればいいだろ……」

私はベッドの真ん中で仰向けになっていく。

小野が膝を割り開いてくると、淫裂に亀頭があてがわれていった。

「…っん…ぅっ……ゆっくりっ……んぁっ……」

【ぁぁっ…きついっ……】

でも、もう痛みはほとんど感じない。
押し込まれ割り開いてくる感触が堪らないとさえ感じていた。

子宮口に触れると…グリグリと掻き回されていく。
私は濡れた声を漏らしていく。