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第22章 不埒　～開発～

ふぶっ…ぶびっ…と、肉棒の抜けた穴は下品な音を立てた。
開ききったアナルはすぐに元に戻らない。
腸まで達した精液が逆流してくる。
何度もその下品な音をさせながら、大量の精液をベッドに垂れ流していた。

「はぁっ…はぁっ…はぁっ……」

腰が砕けて起き上がれない。
私は右腕を額にあてて天井を仰ぎながら荒い呼吸を繰り返す。
アナルからの音も、溢れ出す感触も解っていても動けない。
二人の男がその股間を覗き込んで、卑猥な様を囃し立てていることも解ってる。
でも、隠すことすらできなかった。

俺は満足だった。
小野という子分みたいな男を使い、結奈に更なる快楽を教え、俺が結奈の初めてを奪う。
そして、結奈は俺の期待以上に応えてみせた。

「ふぅっ…ふぅ…最高だな…やっぱり生の中出しは…これで俺も中出ししたくなったらケツを使えるわけだ…」

【ぁぁ…そうか…そうだね……】

中出しが最高だと思うのはなにも男だけじゃない。
種無しになってる小野が子宮奥に出す射精は避妊のセックスじゃ絶対に得られない絶頂。
そして、アナルでも…私は感じた射精に絶頂を上書きされていた。

【どうするの？…こんな身体にして……もう普通の恋愛なんてできないじゃない……】

「兄貴…俺もアナルセックスしたい…」

こんな淫らな交わりを見せつけられて小野が黙っているはずはない。
でも、今は指一本触れられたくはなかった。

「お前のはデカ過ぎるだろ…まんこでもあんだけ苦労したんだぞ……ほんとに裂けたらどうすんだ…使い物にならなくなるだろ…」

「兄貴のが挿ったんだ…たぶん俺のも頑張ればなんとかなるよ…」

【なるわけないだろ……】

「…っ、ぃやっ…触んないでっ……」

二人の会話を遠くに聞いていた私は不意に小野に抱き上げられていた。

抵抗する力なんて残っていない。

「そう言うな…皆どろどろだからな…風呂でさっぱりしようじゃないか…」

【もういいって…お願いだから…休ませてよ……】

淫臭が染み着いてるのも理解してる。
でも、動きたくない…動けない。

「綺麗にして、またヤろうよ…」

【ほんとにお前らどこまで底無しなんだよ……】

小野に抱かれこの日二度めの浴室へと連れていかれる。
バスチェアに座る力も残っていない。
シャワーに温められた床へと下ろされていく。

男たちはまだ意気揚々としてるように見えた。