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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第9章 触指
始まった期末テスト、僕は自信に漲っていた。
昨日、ちょっと欲張り過ぎたと思いながらも叔母はいつも通り濡れたショーツを渡して笑顔を見せてくれた。
この期末テストの結果次第でまたひとつ叔母との関係が先に進む。
絶対に結果を出すんだとテストに臨んでいった。

期末テストの時は家庭教師も一週飛ばす、中間テストの時と同じだった。
今回はオナ禁などと指示は出していない。
抜いていようがいまいが陽翔は首を長くして、いやあそこを硬くして待っていることだろう。

タイミングよく生理も終わっていた。
だから私はオナニーしていない。
正直溜まっている。

【でもね、もう1日我慢するの……】

自らも焦らしながら陽翔の待つ家へと向かった。

「姉さん、また結果は聞いてないの?……」

リビングに顔を出してソファに座ると姉に尋ねた。

「ほんとに誰が母親だかわかんないわ……」

「やめてよ……」

そんな歳じゃないと言いたげにふてくされて見せる。

「姉弟でもないし…じゃあ、恋人?……まぁ、陽翔は昔から結奈のこと好きだもんね…」

【姉さん…陽翔の好きの意味わかってる?……】

誘ったのは私だ。
言わないまでも陽翔の気持ちは伝わっている。

【気持ちには応えられないよ……気持ちには……】

物思いに耽る私に姉が声をかける。

「陽翔、上で待ってるわよ…」

「あぁ、今日はカテキョ無しにしようと思って…ここで一緒に結果聞こうよ……」

「いいけど…今日の分はさっ引くからね…」

「はいはい…陽翔呼ぶよ……」

階段下から声をかけた。

「陽翔ぅ…テスト用紙持って降りといでぇ……」

【なんで?…結奈さん上がってこないの?…】

少し待ってみたけど、もう一度呼ばれてしまった。
僕はテスト用紙を手に立ち上がった。

「はーい、すぐ行くから…」

もう勃起させているのに、前を隠すように部屋を出た。
もう階段下に叔母の姿はなかった。
リビングに顔を出すと声をかけてきたのは母だった。

「今日の家庭教師はお休みなんだって…」

【え?、嘘でしょ…そんなぁ…】

僕は勝手に一週間オナ禁していたのにと、叔母に視線を向けて抗議の表情を浮かべていた。

私は無言の抗議を受け流す。
何食わぬ顔でポンポンとソファの隣を叩いた。

「いいからここに座って見せてごらん……」

叔母にそう言われては従うしかない。
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