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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第9章 触指
僕は不服そうにしながらも隣に腰を下ろした。
それに今日の叔母はパンツルックで太腿すら拝めない。

【ほんとにどういうつもりなの?…これじゃ約束が…】

私は陽翔の股間を見て確信する。

【結果は上々ってことか……】

膝の上で持っていたテスト用紙を奪い取る。
母親の手前、陽翔は手を股間の上から動かせない。

「さぁて、どうだったのかな……」

私は一枚一枚目を通して、L字のソファの角隣に座る姉に渡していく。
無言の私に対して姉は点数を確認していちいち声を上げていった。

「まぁ…」「あら…」「うそ…」「これも…」「すごい…」

という陽翔のテスト結果をやはり姉が締めくくった。

「やっぱりうちの子はやればできるのねぇ…」

私は少し不満だった。
点数的には前回とほとんど変わらない。
ただ難易度は中間テストよりも高い問題というのは理解できた。
でも、陽翔ならできないことはなかったんじゃないかと思うところも見受けられた。

「ちょっと油断したんじゃないの?……で?、順位は……」

叔母の言いたいことはわかってる。
過信したのかもしれない。
既に復習はできている。
自分でもなんでこんなミス…と思ったところもあった。
でも、結果は結果だ。
息を吸って答えた。

「学年10位…」

【まぁ、そんなところだろうね…全体の平均点も中間より低かったんだろうな……】        

「まぁっ…凄いじゃないっ…ねぇ、結奈っ…すごいよねぇ……」

「まぁ、今回はいやらしい出題もあったみたいだし…まぁ、合格点じゃない?……」

僕は小さく拳を握った。

「でも、結奈さんに教えてほしいところもあるからやっぱり勉強しようよ……」

その言葉に姉が喜ぶ。

「ほんとに前はそんなに勉強好きじゃなかったのに…結奈、どんな魔法を使ったの?…」

「あほくさ……ただの飴と鞭よ……だから今日は飴なの…勉強はお休み……それから賭けは私の負けね……」

僕には叔母の言葉の意味がいまいちよく解らなかった。

【賭け?…10位になったからご褒美のこと?…】

確かに母の前で触らせてあげるなんて言えるはずもない。
でも、ならどうして今日は休みなのか謎だった。

「なぁに?、賭けって…テストの結果でなんか賭けてたの?…」

姉は興味津々といった感じだ。
私は上手く乗ってきたと微笑んでいた。
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