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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第9章 触指
「たくさん出したね……」

陽翔の肩から覗き込むように肉棒を握り込んでいた。
鈴口から垂れる精液が指を汚している。

「一人の時はもっと我慢できるんだよ…でもやっぱり結奈さんにされるとあんまりもたないよ…」

ティッシュボックスからティッシュを抜き取り硬いままの肉棒を拭っていく。

「当たり前よ…一人より二人が身体も気持ちも、いいに決まってるでしょ……」

拭い終えたティッシュは床に放り投げた。
どうせ陽翔はまだまだ出すに決まっている。

私はシートに座り直した。
スライドドアに凭れるように、左足をシートに乗せる。
右脚は床に下ろしたまま。
男を誘う格好だった。  
手をついていた陽翔が振り返り、投げ出された私の脚に触れてきた。

「もっと触りたい…もっと気持ちいいことしたい…」

短いスカートはもう腰に纏わりついているだけ。
グリーンのショーツは丸見えになっている。
クロッチの染みも、そして腰骨の下にリボンのように結ばれた紐も…。

誘い込むように開かれた脚、僕は振り向き這うように叔母へと手を伸ばしていった。
両手で膝を撫で太腿を撫でていく。
露になったショーツはこれまで叔母に貰ったことのないデザインで両サイドが蝶々結びに結われていた。

焦ってはいけない。
そう思いながらも僕の手はその結び目に向かっていく。

「慌てないで……」

私は太腿から這い上がってきた陽翔の手に手を重ねて阻んだ。
陽翔は困ったように、どこか縋るような視線を向けてきた。

「だって、こっちも触りたいよ…」

「慌てないでって言ってるでしょ……」

太腿の付け根辺りにある手を掴んで持ち上げる。

「またおっぱいも触って……」

陽翔は頷き、タンクトップの下に手を這わす。
やんわりと揉ませながら、私の手は陽翔の頬を挟み込んでいく。

乳房に拡がる心地いい刺激に瞳が少し潤む。
陽翔を見つめたまま囁いていく。

「陽翔はキスしたことある?……」

高校生にもなってキスくらいはしたことあるだろう。

「あるけど…ぜんぜん好きな子じゃなかった……なんか罰ゲーム的な…」

「ふーん、じゃ、ちゃんとしたキスはまだなんだ?……したい?……」

タンクトップの下でやんわりと動き続ける手が緊張した。

「したいっ…僕っ、結奈さんとキスしたいっ…」

素直な反応。
やっぱり可愛い。

「目、閉じてごらん……」
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