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生きること、思うこと
第330章 頼まれ事

すると、城崎さんはこう言うのです。

「分かってる、でも、可愛いから欲しいんだ…」
「最後までちゃんと面倒見てね…」

そんなやり取りがあり城崎さんはハムスターを飼い始めたのです。
ですが、この有様です。

私は腹立たしくなりお金を貸す事を断りました。
城崎さんはお金を普通郵便で送って欲しいと言うのです。

私は日本郵便を信じていませんでした。
それは、過去に何度か郵便物が配達されず紛失されてしまったからでした。

私の腹立たしさは頂点に達し、捨て台詞を言い放ち私は電話を切りました。
私はお金を借りるのも、貸すのも好きではありません。

でも、城崎さんは電話口で力なくこう言うのです。

「美月ちゃんしか頼る人がいないんだ…お願いできないかな?」

それを聞いても私は断固としてその頼まれ事を断ったのです。
人からの頼まれ事の中でもお金を貸すことはしなくても構わないと聞いた事がありました。

なので、私もそれを断ったのです。
その頼まれ事を断って10日が経ちました。

その間、私は城崎さんの事が少し気になっていたのです。
そして10日後の先日、城崎さんの様子が気になり電話をしてみたのです。

すると、城崎さんはこう言います。

「明日、電話が止められることになったよ…」
「えー?どこからも借りられなかったの?」

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