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生きること、思うこと
第369章 他人の評価

いわゆる「相対評価」によってクラスの上位何%に入る人を「5」として、下位何%にいる人を「1」とランク付けしてそのランク付けの競い合いの中で人材を育成すると言う方法を日本の教育は取って来た様に思うのです。

その結果、私たちは「幸せとは、競う事、比べる事、争う事で初めて手に入るのだ。人よりも抜きん出て、勝ち続けるのが幸せを手に入れる唯一の道である」と信じ込まされてきた様に感じるのです。

「優勝」という言葉があります。
実はこの優勝とは「優勝劣敗」という四文字熟語の上の二文字なのです。

「優勝劣敗」とは「優れたものは勝ち、劣ったものは負ける」という思想です。
あまり愉しい言葉ではないと感じますね。

しかし、私たちは「勝つことが正しいことであり、勝つ事や抜きん出る事が優れている事の証である」と教え込まれて来たように思うのです。

先ほどお話しした美容師さんの「評価されたくない」という気持ちは「誰とも自分を比べられたくない」という気持ちなのではないでしょうか。

私もそうですが、人が「不幸」だと感じる時は大体「他人と自分を比べている時」だと思うのです。

私はとても愚かで「過去の自分」と「現在の自分」を比べては落ち込んでいました(笑)

若かった頃の美しく綺麗だった頃の自分と現在年齢を重ねた自分を比べては落ち込んでいたのです。

何と、馬鹿らしいことで悩んでいたのだろうか。
そう、思ってしまうのです(笑)

そうではなくて、これからは「競わない」や「比べない」や「争わない」という事を基本的な価値観として生活してゆくのはどうでしょうか。

争うことではなく自分が愉しいと思えるような生き方をするのはどうでしょう。
この瞬間だけではなく、未来にわたって継続できるような愉しい生き方をするという事だと思うのです。

自分の生活の中で「他人と比べない」「世間と比べない」という事が身に着いたらとてもラクに生きられると思うのです。

確かに他人の評価は気になりますが、気にしすぎると「不幸」を感じてしまいますね。
皆さんはどのように思われるでしょうか。


今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。


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