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第378章 人生はドラマ

その追い打ちをかけるように、17年間もお付き合いしてきた彼氏である倫也さんも喪ったのです。

何と言う内容の脚本でしょうか(笑)

この脚本を書いた脚本家に文句のひとつでも言いたい所ですが、自分で書いて来たと思うと文句も言えません(笑)

でも何故、自分はこの様な脚本を書いてきたのでしょうか。
最近色々な本を読んで分かった事ですが、それは私たちの魂の成長の為らしいのです。

私たちの魂は輪廻を繰り返しています。
生まれ変わりを繰り返しながら魂を成長させている様なのです。

魂は肉体を持たないと成長できないのです。
なので、肉体を持ちこの青くて美しい地球に生まれてくるのです。

この地球での生活の中で私たちは色々な人間関係や人の死を通して学んでいるのです。
良く、こんな事を言う人がいます。

「大好きなおばあちゃんが死んでしまって物凄く悲しい、この悲しみをどうしたらいいのでしょうか…」

ここでちょっと考えてみましょう。
「おばあちゃん」と呼ばれる人は地球上にどれだけいるでしょう。

何千、何万人といると思います。
ですが、お隣のおばあちゃんが亡くなったと聞いても悲しむ人は少ないと思います。

何が言いたいかと言いますと、自分に降りかかって来た「不幸（おばあちゃんが亡くなる）」だと言う現象は自分だけが感じている事ではなく、世の中にも同じ事で嘆き悲しんでいる人がいるのだという事です。

その大好きなおばあちゃんの死を通して私たちは何かを学ぶのだと思うのです。
人間は出逢いよりも別れの方が多くを学ぶと言います。