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代車
第11章 智美 2

ゲームコーナーのクレーンゲームで 渡部がぬいぐるみを
2000円使い取った時は
橋本とハイタッチして いつの間にか夢中に成り 
ゲームセンターを出ると 陽は落ちて空は暗く成っていた

「チケット買ってくれたから 食事何が良い?」渡部が聞くと 

「お寿司」目を輝かせ 渡部の顔を見ながら橋本が言った

「少し歩くけど良いかな?」橋本が大丈夫です 
ぬいぐるみを抱える手を持ち替え 渡部の腕を取り 
橋本の胸の膨らみを感じながら
入口に小さな屋号が灯る 一軒の店のドアを開け中に入る 

「予約してないけど大丈夫?」 店主が顔を上げ二階堂さんお久しぶりです
大丈夫です 奥使って下さいと指をさした 

のれんの奥から 女性が顔を出し奥の席の椅子を引き誘導した 
橋本はぬいぐるみを両手で抱え 店内を見まわしながら席に付き 
先付けが出て来る 

「今日は 車だからお茶だけにして」 渡部が言うと店主は頷いた 

「何か 嫌いなもの有るの?」渡部が聞くと

「嫌いな物は無いです」渡部を見つめて言った 
渡部がお任せでと店主に頼む 
小鉢に入った作りから始まり
寿司が 渡部と橋本の会話の間にタイミング良く出て来る 

店主は何も口を挟まず 二人の食事のすすみ具合に気を配りながら 
提供を続け 橋本が自分のお腹を叩きながら 
子供の様にお腹いっぱいという言葉に 渡部と店主は優しい目を向けていた

帰ろう渡部が促す 
ご馳走様と店主に言いながら 渡部の腕にすがり玄関を出て
渡部の止めた車に向かった
橋本のアパートに着き車を止めると 橋本が何か言いたそうにする 
渡部はお休みと促すと寂しそうに 

「ご馳走様でした」と玄関に入って行った・・・
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