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代車
第3章 和江

何時もより 30分程早くに出社した 
まだ社内には 人影もまばらな 中
給湯室から ゴミ袋と雑巾を持ち 自分の机に向かい
引き出しを開け 書類とゴミを分別し 机を拭き終わった頃
部屋は 何時もの職場に成っていた

整理している時 声を掛けてきた人には 挨拶を返し
掃除をつづけていると
前田が 自分のデスクにつき 渡部の机を見て 

「渡部君 退職するのかね?」
嫌味を 投げかけ  釣られて 課内から 笑い声が 沸き起こった

「仕事の効率は 整理とありましたから 実践して 見ました」
(・・・???・・・)
渡部が答えると畳みかけるように 

「仕事も早くに 頼むよ 渡部君」 課内は笑いに包まれた

午前中 パソコンに 向かって作業していると 
前田が 声を掛けてきた 

「渡部君会議の部屋割り 終わってるのかね?」
(・・・あああ・・いじめが・・また・・)

何時もの いじめが 始まったかと 社内の空気が 諦めと期待を漂わせ
何を 答えるのか 皆の視線が渡部に集まる 
段取り悪く ミスばかりの渡部

前回は ダブルブッキングで 同じ部屋を 
有ろうことか 犬猿の仲の2課3課で
取ってしまいどちらかは食堂でと 成ったが
お互いが譲らず 一発触発の状況で

部長が 中に入ることで 収まった経緯も有り 
課長も気にしていた

何時もなら おどおどと 答える渡部だが 
席から立ち上がり・・・・ 

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