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代車
第3章 和江
「声を、掛けられた時は 又 誘われた と 思ったの」
和江が話しを始め 渡部は和江を見つめた
「私 課長と不倫していたの」
「入社して 3か月位かな 誘われて 色々連れて行ってくれて」
「結婚しているの 知らなかった」
「私 初めての人だったから 信じていた」
「結婚しているの他の人から 聞いたとき 別れるって 言ったの」
「そうしたら 家庭内別居だから 離婚して 一緒になってくれると
言ってくれたのを 信じて 8年過ぎてた」
「今日 渡部さんが 来た時 課長が 冷やかしだよ
あの 服見てごらんって」
「私に 笑いながら言ったの」
「私も そうかな と 思いながら 渡部さんの処へ行ったの」
「冷やかしのお客様は 私が行くと 普通直ぐ帰るのよね」
「だけど 渡部さん 奥へ真っ直ぐ行くから 驚いたわ」
「靴を 選んでいる時も 普通にスーパーで 野菜買う 見たいに
さっさと選んで カードを出すんですもの」
「課長の処へ 持っていった時 課長が 嘘だろって言ったの」
「その言葉を 聞いたときに急に 冷めてしまったの」
「渡部さん課長より 年下に見えるし 服も安いのを 着てたでしょう」
「課長が話す言葉の後ろの 嫉妬と妬みを感じて 」
「今まで好きだったのが 砂時計の砂みたいに 流れ落ちて・・・」
「そうしたら 急に顔も見たく無くなってたの」
「だから かな ・・・」