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ジャスミンの花は夜開く
第10章 覚醒

両手で大家のことを突き飛ばしてしまえばいいものを、力の入らない自分の上半身を起こすためにそれを使うしかない。
抗いの言葉は大家に軽く否定される。
「ふふ。まだあんたも若いからの。でもな、心配する必要はない。女のあそこは伸縮自在じゃらかの」
大家の上半身に今までよりも深く角度が付いた。
身体が茉莉花により近付く。
左手を茉莉花の右肩の上に置き、右手では自分の生殖器を支えている。
「ほれ…」
広がった富士の裾野のようなカリでこじ開けられた裂け目は、茉莉花が思っていたよりもすんなりと大家の赤黒いグロテスクな器官を飲み込んだ。
「ああああぁぁぁーーーーーんんんん!」
前のめりになっていた身体が三たび仰け反った。
容赦無く侵入してくる大家の生殖器を、茉莉花の生殖器はまるで歓迎しているように迎えた。
雫で濡れそぼっていたので、潤滑油は足りている。
茉莉花は目を見張るほどの大きさを気にしてはいたものの、大家の言葉を証明するよう、あっけなく咥え込んだのだ。
「お…大きい!大きすぎぃーー!こ…こ…壊れちゃうーー!」
「大丈夫じゃ。ここは赤ん坊の頭だって通れるんじゃ。儂の愚息など、簡単簡単」
メリメリと音を立てて壁をこじ開けられ、その痛みに耐えることなどできようもないと想像していた茉莉花だったが、初体験のような肉を剥がされほどの痛みは感じなかった。
「ほうれ、よく見てみぃ」
「は…入ってる…」
「平気じゃろ。こうしてこじ開けられて、本当の女になるんじゃよ」
おもむろに大家が茉莉花の両肩を抱いた。
「この太さをよーく感じるんじゃ。道筋を付けてやるからの。もう他の男じゃ満足できん身体にしてやるからの」
そう耳元で囁かれたとき、嫌悪感なのか悦びなのか、自分でも判定不能の鳥肌が全身に立った。
一瞬感じた寒気、そして立った鳥肌。
気持ちの悪いものを見たときに出るそれと変わらなかったが、心が違った。
寒気の中へ僅かに感じた熱気。
それが不思議に思えてならなかった。
「さあ、動くぞ」
大家の腰がゆっくりと前後に動き始めた。
「あっひひひぃぃぃぃーーーーー!あっああああーーーん!」
裂け目の中の肉が、裾野の端によってグイと広げられて行く。
それだけではない。
逞しい陰茎の部分にも茉莉花の意思に反して、肉が壁になって纏わりつこうとしている。
抗いの言葉は大家に軽く否定される。
「ふふ。まだあんたも若いからの。でもな、心配する必要はない。女のあそこは伸縮自在じゃらかの」
大家の上半身に今までよりも深く角度が付いた。
身体が茉莉花により近付く。
左手を茉莉花の右肩の上に置き、右手では自分の生殖器を支えている。
「ほれ…」
広がった富士の裾野のようなカリでこじ開けられた裂け目は、茉莉花が思っていたよりもすんなりと大家の赤黒いグロテスクな器官を飲み込んだ。
「ああああぁぁぁーーーーーんんんん!」
前のめりになっていた身体が三たび仰け反った。
容赦無く侵入してくる大家の生殖器を、茉莉花の生殖器はまるで歓迎しているように迎えた。
雫で濡れそぼっていたので、潤滑油は足りている。
茉莉花は目を見張るほどの大きさを気にしてはいたものの、大家の言葉を証明するよう、あっけなく咥え込んだのだ。
「お…大きい!大きすぎぃーー!こ…こ…壊れちゃうーー!」
「大丈夫じゃ。ここは赤ん坊の頭だって通れるんじゃ。儂の愚息など、簡単簡単」
メリメリと音を立てて壁をこじ開けられ、その痛みに耐えることなどできようもないと想像していた茉莉花だったが、初体験のような肉を剥がされほどの痛みは感じなかった。
「ほうれ、よく見てみぃ」
「は…入ってる…」
「平気じゃろ。こうしてこじ開けられて、本当の女になるんじゃよ」
おもむろに大家が茉莉花の両肩を抱いた。
「この太さをよーく感じるんじゃ。道筋を付けてやるからの。もう他の男じゃ満足できん身体にしてやるからの」
そう耳元で囁かれたとき、嫌悪感なのか悦びなのか、自分でも判定不能の鳥肌が全身に立った。
一瞬感じた寒気、そして立った鳥肌。
気持ちの悪いものを見たときに出るそれと変わらなかったが、心が違った。
寒気の中へ僅かに感じた熱気。
それが不思議に思えてならなかった。
「さあ、動くぞ」
大家の腰がゆっくりと前後に動き始めた。
「あっひひひぃぃぃぃーーーーー!あっああああーーーん!」
裂け目の中の肉が、裾野の端によってグイと広げられて行く。
それだけではない。
逞しい陰茎の部分にも茉莉花の意思に反して、肉が壁になって纏わりつこうとしている。

