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そんなの聞いてない!!
第2章 手伝い


「七隈……ごめん。やりすぎた……」


潮吹きが止まってからもビクッ、ビクッと体を震わせて快感の余韻が抜けない七隈をベッドに寝かせてやさしく抱きしめる。

七隈の背中をトントンさすりながら落ちつかせようとする反面、福浜の下半身はすっかり膨張していた。


――やべぇ……。普通に勃った……。


抱きしめながらもなるべく七隈の体に下半身がふれないようにしている。
早く鎮まれ……と最近見たグロいホラー映画を思い出そうと目を閉じると、身じろぎした七隈の手が福浜の膨張した陰茎にぶつかった。

あっ、と思ったときには遅く、七隈が陰茎を確かめるように撫でまわす。


「あ……ちょ、七隈っ」

「……先輩。コレ……勃ってますよね?」


とろんとした目つきで見つめられて否定ができない。
されるがままになってるとカチャカチャとベルトを外す音がした。


「えっ……」


何で俺まで脱がされようとしてるのか。
そう思いつつも、好きな相手に脱がされているシチュエーションに興奮している自分もいる。

あっという間にボクサーパンツまで脱がされると、ブルンッ! と勢いよく飛び出す元気な陰茎。
血管が浮き出るほど、ガチガチに勃起している。


――ムスコよ、素直すぎんか……。


「先輩……舐めてもいいですか?」

「っ!?」


七隈の予想外な申し出に福浜は驚いてベッドから起き上がる。


「な、なに言って……」

「気持ちよくしてもらったから、お礼がしたいんです」

「お礼!? いい、そんなのいいからっ」

「でも、ココ……すごく苦しそう。このままでいいんですか?」


七隈が我慢汁を指ですくって尿道あたりを撫でてくる。
ピクッと陰茎が反応して揺れると、七隈が亀頭をペロッと舐めた。


「んっ、やめ……」


福浜が弱々しい声をもらすと、七隈が陰茎を口に含む。
舐めるという行為も初めてらしく微妙に歯が当たるが、そのたどたどしい舐め方が福浜にとっては興奮材料となった。


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