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只今、悪魔で調教中
第3章 悪魔な契約っ!?
「そこにおるぞ?裕太には見えんのか?」
私が手のひらにシドを乗せると、おじいちゃんが不思議そうに裕太を見た。
こくんと頷き私を見る。
(え、おじいちゃんには見えるの..?)
手のひらの上では、シドが腕を組みあぐらをかいていた。
「とりあえず..優奈、説明してくれないか?」
苦笑いするおじいちゃんを振り返って、肩をすくめる。
「まぁ....とりあえず..私、悪魔拾っちゃったみたいでさ。」
あえて笑って言うと、二人は黙って私を見つめていた。