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只今、悪魔で調教中
第3章 悪魔な契約っ!?
小さくなったシドを囲み私たち3人は床に座った。
裕太は見えていないようだけど、とりあえず参加。
「..で。シド、さっきの話とか..説明してくれない?」
私が言うと、面倒くさそうに口を開いた。
「ワシは魔界から人間界へ遣わされた者。魔界の王に相応しい嫁を探しにきたのだ。」
「魔界の王?」
「そうだ。しかしその最中にお前に掴まれ…変な名前まで付けられてしもうた。ワシらは名前を持たぬ。名付けた者を嫁に貰うのだ。事故とはいえ、優奈はワシと夫婦の契りを交わしてしもうたゆえー」
「ちょっと。何?話してること全然聞こえないし見えない。」
裕太が私を睨んで文句を言った。
すぐに通訳すると、ふーん、とまた黙りこんだ。
(なんで驚かないのよ..)