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婚外恋愛
第3章 逢瀬その3
「うん、英語が堪能な女性でね」
「そうなんですね。私は英語が苦手で…」
佐藤は英語が堪能な女性を探しているらしかった。
暫く話しているうちに料理が運ばれてきた。
かにの刺身に焼きガニ、かにすきなどの料理が並ぶ。
かにを食べると寡黙になるが、二人は違った。
食べながらの良く会話をしていたのだ。
談笑しながら二人は料理を堪能した。
美智はまた強かにお酒を飲まされたのだ。
昼酒は効くのだ。
夜に飲むのとはかなり違うと感じていた。
佐藤はとても小柄な男性だったが身体は鍛えている様子であった。
とてもがっしりとしていたのだ。
美智は最後にデザートを頼んだ。
そのデザートを食べ終わるかどうかの時である。
「さ、これからどうしますか?僕の会社に遊びに来ませんか?」
そう、佐藤は言ってきたのだ。
美智は佐藤に興味があったので会社に行ってみたいと思っていた。
「ええ、行きたいです…」
そう美智は答えた。
そこで二人は食事を済ますと佐藤の会社へと車を走らせたのである。
佐藤の会社は新宿からそう遠くない場所にあった。
そのビルはかなり大きなビルだった。