この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
黒薔薇学園の白い百合たち
第8章 らいと君とのリプレイ

その日の学園は一種異様な雰囲気に包まれていました。

お陰で土方先生と
同伴当校したことさえ
どの先生方も上の空でした。

毎日のように行われる
始業前の職員室での朝の朝礼も
この日はありませんでした。

おまけに、学園長の姿も
教頭先生の姿も見当たりません。

私と土方先生がイチャイチャしていると
睨みをきかせてくる教頭先生が
いないに越したことはないのですが、
それでもやはり毎朝のルーティンが崩れるのは
なんだか落ち着きません。

どうやら応接室で
一人の男子生徒の今後のことについて話し合われているようです。

途中、応接室から抜け出してきた二年生の学年主任の岡本先生が「河野先生、ちょっと…」と
A組担任の河野先生を呼びにきて
岡本先生と連れだって再び応接室に姿を消しました。

「なんだかA組で騒動があったのかな?」

土方先生は怪訝そうな顔をしていた。

それもそのはず、
私たちのC組では問題を起こす生徒も多く、
呼び出される事などしょっちゅうだと
土方先生は言うけど、A組で何かあるなんて
学園中のどの先生も不可解な顔をしていました。

「とりあえず僕はA組のホームルームに行きますので、日向先生はC組をお願いできますか?」

二人して職員室を飛び出すと
後ろから追いかけるように
B組担任の西田先生もやって来た。

/272ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ