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黒薔薇学園の白い百合たち
第10章 一人だけの訪問
羞恥心と混乱とアルコールのせいで
私はもうわけがわからなくなっていた。
顔が熱い。
体が火照る。
何度見直しても、
そこには見慣れた愛しい土方先生の顔がある。
「ほら…」
「んぅう!」
義明さんは
ゆっくりと私の中に舌を射し込んできた。
私はその感覚だけで腰が踊るほど快感にのたうつ。
「あっ…ああ、雅人さぁん…」
「僕?僕は義明だよ、間違わないで」
義明さんは、くちゅくちゅと音を立てながら、
舌先を私のアソコに何度も出し入れをする。
私はほんの少し舐められただけで、
みっともなくあえいだ。
「や…ぁっ、お願い、雅人さん、お願い…」
腰が勝手に動き、男を求める。
「何してほしいか言ってごらん?」
「んんッ」
何が正しいのかもうわからなくなった頭で、
無駄な抵抗をしてみる。
すると、義兄の腕が胸へと伸びてきた。
「あははは!由里、小さいおっぱい最高!」
「ッきゃあ!」
いきなり乱暴に胸を揉まれ、
股間を覗けばそこにあるのは土方先生と同じ顔…
私の全身が反応する。
もう、理性など
アルコールと共にどこかへ溶けてしまったようでした。
「入れちゃうよ?いいよね?
入れちゃうよ、そして由里を孕ましてあげる
もう弟のところへは戻れなくしてやるよ」
義兄の体が滑るように私の体に覆い被さってきた。