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黒薔薇学園の白い百合たち
第10章 一人だけの訪問

彼は義兄の義明さん…
今、私を抱いているのは雅人さんじゃない!
そう思いながらも、私は抗うことができなかった。

「お願い!入れて…入れてぇ!」

「あはは」

そのまま私の期待どおりに
私のアソコに雅人さんと瓜二つのペニスを
深々と挿入してくれた。
挿入した義明さんは、
雅人さんと同じように腰を動かす。

義兄に犯されているいう感覚が失われる。

しかし、同じような腰の動きだけれど
体つきが違う分だけ
わずかに動き方が違う。

それがなおさら雅人さんが
新たな技巧で責めてくれているのではないかと
私を快楽に導いてしまう。

「ぁっ…いい、気持ちイイ…」

ベッドがギシギシときしむたび、
私は素直に快感にあえぐ。

胸を揉んでいた彼の手は、
腕や髪を撫でながら時々乳首を弾く。

私はその感覚にさえ反応した。

「由里、すごくエロい顔してる。
やっぱ男とこんなことをするのがいいの?
雅人でも僕でも、
チ○ポさえ付いてりゃ誰でもいいんだろ!」

執拗に責め続けられて
全身がとろけるようになって脱力していた私は、
男の力で簡単に体の向きを変えられた。

「あん…」

「由里、今度はバックでしてあげる」

私は何も考えられず、
言われるままに少しだけ尻を浮かした。

すぐに腰を掴まれ、ペニスが挿入される。

「あぁあん!」

「うわ、締まる…由里、バックが好きなんだな?」

思い切り腰を打ち付けられ、
正常位の時より深く中に入ってくるのがわかった。

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