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黒薔薇学園の白い百合たち
第5章 私の初体験
セックスって、ペニスを私のアソコに
入れることと知っていた。
それも小5の性教育で教えられていた。
しかし今となっては、
そのことが信じられない思いだった。
お兄ちゃんの大きいのが、私のココに入るの?
それは本当に、いやらしい行為のように思えた。
「由里ちゃん、セックスって知ってる?
コレを由里ちゃんのココに入れるんだよ」
何も知らないと思っているのか
お兄ちゃんは私に諭すように言った。
「お兄ちゃんは、シタこたあるの?」
そう尋ねると、お兄ちゃんは「うん」と言った。
けれど、なかなか入れてこない。
「いっぱいヌルヌルしてからじゃないと
すごく痛いからね」
私はそんなことはどうでもいいから
今すぐ入れて欲しかった。
さっき見たアダルトのDVD見たいに
カエルみたいにお股を開いて
色っぽい声を上げてみたかった。
DVDの中の女性は
美味しそうにペニスを舐めていたけど
私にはそれは絶対に無理だと思った。
だから、ペニスを舐めるのは省略して
早く入れてくれたらいいと思ったのでした。
「そろそろ入れてもいい?」
もう、充分ヌルヌルしてるしね
お兄ちゃんが
いよいよ入れたがっているのだと知った。
私はうなずいた。
けれどやはり、どうすれば入るのかは分からず、
ただ寝転んでいただけだった。
「じゃあ…」お兄ちゃんが身体を起こした。
「入れるね?」
そう言うと私の脚を思いっきり拡げた。
お兄ちゃんの膝が、私の両足を割った。
さっき見たDVDの女みたいな格好だわと
私はいよいよ入れられるんだとドキドキした。
「やっぱり、恥ずかしい」
私は脚を閉じようとしたけど
お兄ちゃんの腰が邪魔で脚が閉じれない。
思わずお兄ちゃんの腰を脚で挟む格好になった。
「だめだよ、入れられないじゃん」
お兄ちゃんは怖い顔をしていた。
そして私の足を持ち、開き、膝を折った。
お兄ちゃんのアレが、私の入り口に触れた。
ああ、そうか…こういう格好すれば入るのか…
そんな風に分析する冷静な自分がいた。
びっしょり濡れていた私に、
お兄ちゃんは抵抗無く入ってきた。
ペニスが侵入し、絶望に近い痛みを感じたけれど
それ以上に私達の腰がぶつかりあった瞬間、
痛みは快感となり、私は絶頂に達した。